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花粉症で鼻づまりがひどい…薬を飲んでも効かないときの対策法

「花粉症の時期になると、いつも鼻づまりに悩まされてて…」

「花粉症の薬が効かないときってどうすればいいですか?」

 

先日、当院へお越しになられている患者さんから、このようなご相談をいただくことがありました。

 

花粉症の薬が効かない…ひどい鼻づまりを和らげる方法ってあるの?

こんにちは。

兵庫県尼崎市でちょう鍼灸整体院を開業しております、曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)と申します。

この度のブログでは、花粉症の中で特に多い症状でもある「鼻づまり」を和らげる方法について書かせていただきました。

実は先日、当院へお体のメンテナンスとしてお越しになられた患者さんへお話を伺っていると、少し息苦しそうにされていることに気づきました。

そのことでお伺いしてみると、

 

「2月に入ったあたりから、花粉症のせいか鼻づまりがひどくって…」

 

といったお悩みを教えてくださいました。

聞くと、以前からこの時期になると、花粉症の症状に悩まされておられたようです。

今年は特に鼻づまりがきつく、薬を飲んでもあまり効き目が感じられないとのことでお悩みのようでした。

そこで、当院では以前から「花粉症治療」も行なっていたため、施術と合わせて行わせていただいたところ、

 

「鼻が通ってすごく楽になりました!相談して良かったです!」

 

と、大変喜んでいただけました。

このような花粉症でお悩みの方にとっては、一年の中で2月〜4月頃は特につらい時期かと思います。

環境省が公表している花粉症保険マニュアル2022によると、花粉の種類としてはスギヒノキが圧倒的に多く、その飛散時期がこの2月〜4月ごろと言われています。

また、日本では年々花粉症でお悩みの方が増加傾向にあるようです。

「花粉症環境保健マニュアル2022」より引用

ひどい花粉症となると日常生活にまで支障が出てしまうため、できることなら今すぐにでもそのつらい症状を何とかしたいものですよね。

ですが、先ほどの患者さんのように、「薬が効かずどうすればいいかわからない」あるいは「治療へ行きたくても忙しさのあまりなかなか時間を作れない」といった方もいらっしゃるかも知れません。

そこでこの度は、このような花粉症による鼻づまりをご自身でも対処できるよう、簡単に取り組める対策方法についてご紹介させていただきました。

もし現在、花粉症によるひどい鼻づまりでお悩みであれば、きっとこの度の内容がお役に立てると考えております。

お時間の許すときに、ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。

 

 

花粉症による鼻づまり症状を和らげる対策のポイントとは?

花粉症はスギやヒノキなどの花粉が口や鼻・目から入ったときに、それを体が異物と判断することで起こすアレルギー反応のことを言います。

実はこのような花粉症には、自律神経が深く関わっていると言われています。

自律神経には大きく分けて、

 

・リラックスしたときに働く「副交感神経」

・興奮したり活発に動いているときに働く「交感神経」

 

の2種類があり、この2つはシーソーのように常に一定のバランスを保ち合うことで体の良い状態を維持してくれています。

ですが、何らかの影響でこの2つのバランスに偏りが起きてしまうと、体へさまざまな不調を起こすきっかけとなり、花粉症もそのうちの一つと考えられています。

そして、この自律神経には血管を広げたり狭くしたりする働きも備わっています。

ある医学的な論文では、

鼻アレルギーに対する星状神経節刺鍼の効果 より引用

”鼻粘膜の腫脹と収縮は鼻粘膜に分布する交感神経と副交感神経の調和のある刺激によって営まれており、副交感神経の刺激により鼻粘膜血管は拡張し、うっ血が起こり粘膜が腫脹し鼻閉が出現する。また交感神経の刺激により、鼻粘膜血管は収縮し鼻粘膜が収縮することにより鼻腔通気性が改善される。”

といったことが書かれています。

自律神経がリラックスしたときに働く「副交感神経」の方へ偏ると、血管が広がることで鼻まわりへ血が流れすぎてしまいます。

それにより血が滞ることで鼻の粘膜は腫れ、通り道が塞がれたことによって鼻づまりを起こしてしまうのです。

それとは逆に、興奮したり活発に動いているときに働く「交感神経」をうまく働かせることができれば、血管の広がりが小さくなることで腫れを抑えることができます。

つまり、花粉症による鼻づまりを和らげることが可能になるということです。

このような場合、その働きを促す方法として運動を勧められることがよくあります。

ですが、このような花粉が飛散する時期に外で運動をすると、かえって花粉症の症状をひどくしてしまいそうですよね。

また、花粉症の症状を和らげるためとはいえ、今からすぐに運動を始めるといったことは現実的ではないかと思います。

そこでこの度は、手軽でどこでもすぐに取り組める簡単な対策方法をご紹介させていただきます。

 

 

花粉症の鼻づまりに即効!薬が効かないときの対策法

突然ですが、鼻づまりを起こしているときに詰まっている側を上にして横向きで寝ていると、突然鼻が通りやすくなったという経験はないでしょうか?

実はあれって、横向きで寝ることによって体の床側の方に圧力が加わり、その反対側の血管へ広がりを抑える働きが加わるために鼻が通るとされています。

これはすでに医学的な研究でも結果が出ており、専門的な論文とはなりますがもしご興味のある方は、お時間のあるときに読んでみていただければと思います。

圧反射 より引用

”鼻粘膜の血管経の変化を連続的に記録すると、圧迫側は収縮し、非圧迫側は拡張する。この現象は皮膚の場合とちがって非常に明瞭である。”

とはいえ、いつでもすぐに横になれるわけではないかと思います。

そこで、この度ご紹介させていただく対策としては、この仕組みを利用した方法となります。

まず、座りながらでも立ちながらでも結構ですので、鼻づまりを起こしている側と反対側の脇の下へ、握り拳を作って軽く挟みます

あとは、そのまま1〜2分ほど待つだけです。

(※画像は右の鼻づまりがあると想定して、 左の脇下に拳を挟んでいます。)

そうすると、多少の個人差はありますが、徐々に反対側の鼻の通りが良くなる感覚があるかと思います。

この方法を行うにあたって特に目安はなく、鼻づまりでお悩みのときにお試しいただくことをおすすめします。

その際に一点だけ注意点として、もし両側どちらも行う際は、必ず片側ずつ行うようお願いいたします。

両側を同時に行うと、かえって鼻づまりをひどくしてしまう恐れがあることから、その点だけご留意いただければと思います。

どこでも簡単にできる方法となっておりますので、お時間のあるときにぜひお試しください。

また、この度の内容を下記の動画でもご紹介させていただいております。

ブログと合わせてご覧いただくことで、より内容を深めてご覧いただけるかと思います。

お時間の許すときに、ぜひご視聴ください。

 

 

当院では花粉症治療も承っております

冒頭でもご紹介させていただいた通り、当院では以前より花粉症治療も承っております。

花粉症治療のお時間としては、ものの5分ほどで行うことができます。

もしこの度ご紹介させていただいた方法を取り組んでみても、「一向に鼻づまりが良くならない」といったときは、当院の花粉症治療がお役に立てると考えております。

その際、もちろん花粉症治療のみでも十分効果はありますが、もし当院を初めて受診なさる際は、まずは一度お体の状態を整えられることをおすすめします。

お体を整えたのちに花粉症治療を行うことで、より効果を持続していただけるかと思います。

毎年ひどい花粉症に悩まされているといった方は、一度当院までお気軽にご相談ください。

 

花粉症による鼻づまりが改善された患者さんのお声

実際に当院で花粉症治療を受けられた患者さんより、お喜びの声を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。

少しでも花粉症でお悩みの方の、ご参考になりましたら幸いです。

 

Q.何がきっかけで当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)

紹介。

 

Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?

首の痛み、頭痛。

 

Q.実際に受診されて良かったことは何ですか?

とても丁寧に治療していただいてます。

通院する度に、体が楽になります。脚を組むクセもなくなりました。

花粉症などの鼻づまりなども相談(何気ない会話の中から)し、楽になりました。

いつもありがとうございます。

 

【28歳 女性 N様 尼崎市在住 会社員】

 

 

つらい花粉症でお悩みの方へ

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度は、花粉症による鼻づまりを和らげる方法について、ブログへまとめさせていただきました。

花粉症になると、仕事に集中できなかったり頭がぼーっとしてきたりと、日常生活に支障をきたしてしまいとてもつらいかと思います。

「薬の効き目がいまいち感じられず困っている」といったときは、この度ご紹介させていただいた方法をぜひ一度お試しください。

また、もし当院での花粉症治療をご希望なさる際は、下記の公式LINEかお電話からお気軽にお問合せいただけましたら幸いです。

この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら嬉しく思います。

 

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06-6415-7778

 

【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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