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片側の顎が痛くて口が開かない…たった2つの簡単な治し方

「片側の顎が痛くて口が開かない…」

「噛むと片側の顎が痛い…」

 

もしこのようなことでお悩みの際は、この度のブログがお役に立てるかもしれません。

 

片側の顎が痛くて口が開かない…そんな時の簡単な治し方とは?

こんにちは。

兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)と申します。

先日、顎の痛みでお悩みの患者さんからご相談をいただくことがありました。

お話を伺ってみると、

 

「2、3週間ほど前から、右の顎が痛くてうまく口を開けられないんです…」

 

といったことでお悩みのようでした。

初めの頃は「放っておけば治るだろう」と、あまり心配されていなかったそうです。

ですが、数日・数週間経っても一向に良くならないことから、当院へご相談くださいました。

顎は食事や会話など、一日を通して動かさない日はないと言っても過言ではありません。

それなのに、一向に顎の痛みが取れないとなると、大変不安に思われたことと思います。

そこでこの度は、このような片側の顎が痛いといったことでお悩みの方のために、おすすめの治し方をご紹介させていただきました。

とても簡単な方法となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

片側だけ顎が痛くなってしまう原因とは?

この度来院なさった患者さんのお仕事についてお尋ねしたところ、娘さんと二人三脚で小料理屋を営んでおられ、昼も夜も常に立ちっぱなしなのだそうです。

そのせいか最近では、

 

「いつも娘に背中が伸びていないと言われる」

「意識して姿勢を伸ばしても、気づけば猫背になっている」

 

などといったことでも悩んでおられました。

実は、このような「背中が伸びない」「猫背になる」といったことは、今回の顎の痛みを起こす原因となっている可能性があります。

咀嚼運動が頸部および背部筋群筋活動に及ぼす影響 より引用

咀嚼運動中に、顎二腹筋前腹や胸鎖乳突筋などの頸部の筋群、僧帽筋後頸部や僧帽筋肩部などの背部の筋群に筋活動が認められた。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjps1957/42/5/42_5_839/_pdf

こちらの論文にも書いてあります通り、人は顎を動かす際に顎まわりの筋肉はもちろんのこと、首から肩・鎖骨にかけて伸びる筋肉を同時に動かす仕組みとなっています。

ところが、立ちっぱなしが毎日のように続くことで身体に疲労が溜まると、背骨を丸めることで姿勢をかばい、それと同時に顎を前へ突き出すようになってしまいます。

そうすると、首から肩・鎖骨にかけて伸びる筋肉は、ボーリング球と同じぐらいの重さのある頭を、一生懸命支えなければならなくなり、筋肉は徐々に疲労を溜め込んでしまいます。

それにより、支えるだけで精一杯となった筋肉は、柔軟な伸び縮みができなくなることで、顎を動かす際の動作にまで支障をきたし、今回のようなお悩みに繋がってしまったのだと考えられます。

また、片側の顎の痛みを起こすもう一つの原因としては、食事をする際の「利き顎」も考えられます。

無意識にうちに、いつも片側の顎で食事をすることで顎の筋肉は緊張を起こし、関節の歪みに繋がってしまう可能性があります。

それにより左右差や噛み合わせの悪さが生じ、片側の顎に痛みを起こしてしまうと考えられます。

 

 

たった2つだけ!片側の顎が痛い時の簡単な治し方

ですが、「日頃の姿勢」や「食事での噛み方」を気をつけるといっても、常に意識することは難しいかと思われます。

では、このような場合どうすれば良いのでしょうか?

今回はそんな時におすすめする、2つの方法をご紹介させていただきました。

どちらも簡単な方法となっておりますので、ぜひ日頃の生活に取り入れていただければと思います。

 

深呼吸と背伸び

お仕事や家事などのひと段落ついたタイミングで、深呼吸と背伸びを同時に行うことをおすすめします。

定期的に背伸びをすることによって、肩や首の筋肉を凝り固まる前にリセットすることができます。

また、それと同時に深呼吸を行うことで、筋肉を回復させるために必要な「酸素」を取り込むことができより効果的です。

一時間一回を目安に10秒ほどの時間をかけて、ゆっくり「深呼吸+背伸び」を行なっていただければと思います。

 

耳を優しく引っ張る

耳を引っ張ることでも、顎の動きに関係する筋肉を緩めることができます。

実は耳のまわりには、顎の動きに関係する「側頭筋(そくとうきん)」という筋肉があります。

耳を引っ張ることでこの筋肉が緩み、顎の痛みが解消される可能性があります。

 

 

(※赤い部分が「側頭筋」となります。)

ポイントとしては、顎が痛む側の耳を優しくゆっくりと引っ張っていきます。

また、外側へ引っ張りながら上下へ動かしてみると、固く感じる、または心地良く感じるポイントがあるかと思います。

もしはっきりと感じ取れなければおおよそで結構ですので、その位置を維持したまま30秒ほど持続的に引っ張るようにしてみてください。

30秒経ちましたら、ゆっくりと元に戻し終了です。

 

まとめ

この度ご紹介させていただいた内容を、下記の動画でもご紹介しております。

簡単な内容となっておりますので、お時間の許す際にぜひご視聴ください。

↓↓↓(解消法だけであれば、02:16からとなっております。)

 

 

 

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度は、片側の顎が痛いといった時の簡単な治し方についてご紹介させていただきました。

この2つの方法を取り組んでいただけることで、今回のようなお悩みを解消できる可能性があります。

もしご紹介させていただいた方法を取り組んでみても、「一向に顎の痛みが治まらない」といった時は、当院の治療がお力になれるかもしれません。

今回お悩みだった患者さんからも、治療後は「口が開いた!」と大変喜んでいただけました。

もしお悩みの際は、お早めにご相談いただけますと幸いです。

ご相談方法としましては、お電話か当院の公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら嬉しく思います。

 

 

※当院の公式LINEはこちらから↓

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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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