「おかげでぎっくり腰を起こすことがなくなりました」
「ぎっくり腰で繰り返し悩んでいたのが今では嘘のようです」
何度もぎっくり腰を繰り返していた患者さんより、嬉しいご報告をいただきました。
ぎっくり腰予防におすすめの原因から考えた対策法をご紹介
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)と申します。
ここ最近は急激な寒暖差の影響や忘年会シーズンということもあり、ぎっくり腰でお悩みの方からのご相談が大変増えております。
私もこれまでに一度だけきついぎっくり腰を経験したことがあり、本当につらかったことを今でもよく覚えています。
ぎっくり腰を経験なさった方々の多くは激痛で動くこともままならず、中には息を吸うことすらつらいとおっしゃる方もおられます。
すでに年末年始も近づき、せっかくのお休みをそのようなぎっくり腰で迎えるなんて堪ったものじゃないですよね。
ですので、当院ではできることならつらいぎっくり腰を、どなたにも経験していただきたくないと考えております。
これまで当院でも、一年を通してぎっくり腰に悩まされている方々から多くのご相談をいただくことがありました。
実はその際、ぎっくり腰のご相談をいただくタイミングにある共通点があったのです。
それは、今のような寒暖差の激しい時期や長期休暇前後の節目の時期・季節の変わり目など、生活環境に変化が現れたときにぎっくり腰のご相談が多くありました。
これは一体どうしてなのでしょうか?
この度のブログでは、ぎっくり腰がなぜ環境の変化に影響されるのかといった観点から、ぎっくり腰の起きるメカニズムや予防するための対策方法についてご紹介させていただきました。
もし現在、このブログをご覧になられている方で、
「毎年、一度はきついぎっくり腰を起こしている」
「無理をすると、決まってぎっくり腰になってしまう」
などといったご経験のある方には、特におすすめの内容となっております。
お時間のある時に、ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。
原因は体の仕組みにあった?ぎっくり腰対策に欠かせないこととは?
突然ですが、人は体を健康に維持する上で、酸素と栄養が必要不可欠になります。
この酸素と栄養は脳や内臓・筋肉などを働かせるためのエネルギー源となり、車で例えるならガソリンと似ているかもしれません。
車もガソリンがなければ動かないのと同じで、人も酸素や栄養が十分でなければうまく活動することができなくなってしまうのです。
日頃、何気なく行なっている呼吸や食事などによって体内へ取り込み、血のめぐりによって脳や筋肉・内臓などの隅々にまで運ばれます。
そして、この働きをスムーズに行うためのとても重要な仕組みが人には備わっています。
それは「自律神経」と言われ、人が生命活動を維持する上で欠かせない機能と言われています。
自律神経は24時間働く自動制御装置のようなもので、その時の状況に合わせて常に体を正常な状態で維持してくれます。
血のめぐりについても、自律神経が血管を広げたり縮めたりしてくれるおかげで、スムーズに必要な分を脳や内臓・筋肉などへ運ぶことができています。
ですが、自律神経は環境の変化が大きいと誤作動を起こしてしまうことがあります。
例えば今までに、
「屋外の寒いところから暖房の効いた部屋へ入ると、頭がぼーっとしてくる」
「慣れない環境や苦手な人と一日過ごしたあとは、体がどっと疲れる」
などといった経験はありませんか?
実はこのような場合、寒暖差やストレスなどの環境変化についていけず、自律神経のバランスが崩れてしまったことで起きることなんです。
すると、自律神経が乱れることで血のめぐりもスムーズに行き渡らず、体は知らず知らずのうちにガス欠を起こしてしまいます。
その結果、回復できなくなった体は異常を知らせるために、ぎっくり腰として現れてしまうのです。
特に今のような年末ごろだと、仕事に追われたり忘年会での飲食など、生活環境の変化が著しい時期でもあります。
そのようなことからも、このような節目の時期はぎっくり腰でお悩みの方が増えてしまっていたのだと考えられます。
ぎっくり腰予防に最適な3つの対策法を公開
とはいえ、仕事や忘年会などはどれもやめるわけにいかず仕方のないことだと思います。
そして、できればぎっくり腰を起こすことなく、良い新年を迎えたいものですよね。
そのためにも、今回のようなぎっくり腰を予防できる効果的な対策方法をまとめさせていただきました。
どれも簡単な方法となっておりますので、ぜひ一度お試しください。
①水をこまめに飲む
血のめぐりをスムーズにする上で、水は必要不可欠となります。
また、血のめぐりがスムーズになることで、自律神経も整っていく効果が期待できます。
水を飲む際の目安としては、1時間に80ml〜120mlを摂ると良いとされています。
ですので、ひとくちがおおよそ20mlほどですので、10分〜15分ごとにひとくち水を飲む程度で結構です。
すぐに効果の出るものではありませんが、これだけでも十分なぎっくり腰の予防効果が期待できます。
簡単に取り組める方法となっておりますので、ぜひ一度お試しください。
②深呼吸と合わせてストレッチをする
深呼吸をしながら、背伸びや日頃行なっている簡単なストレッチを合わせてすることもおすすめです。
体の回復に必須の酸素を補え、筋肉に刺激が入ることで血のめぐりをスムーズにしてくれる働きが期待できます。
特にお風呂上がりや就寝前などに行なっておくと、体がとてもリラックスでき自律神経も整いやすくなります。
まずは気がついたときだけでも結構ですので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
③タンパク質を多めに摂る
タンパク質は筋肉や内臓など、体のあらゆる面で必要となる重要な栄養素です。
また、タンパク質は自律神経の原料の一つでもあります。
このタンパク質をたくさん摂ることで体の回復が促され、ぎっくり腰を予防する効果が期待できます。
食材としては、脂身の少ない赤身や鶏肉(ささみ)・豆類などがおすすめです。
ぜひ日頃の食事に、一品足してみられてはいかがでしょうか?
ぎっくり腰が原因でお悩みの際は当院までご相談ください
この度は、原因から考えたぎっくり腰の予防対策についてご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいた方法を行なっていただくことで、ぎっくり腰を予防し健康な状態を維持できる可能性があります。
ですが、それでもぎっくり腰を起こしてしまったという時は、こちらの記事をご参考にご覧ください。
ぎっくり腰になってしまった際の、対処法についてまとめております。
【ぎっくり腰に効果的なすぐにできる対処法3選】
→https://cho-sinkyuseitai.com/2022/10/18/1093/
【ぎっくり腰になったら冷やす?温める?正しい対処法について】
もし取り組んでみたものの一向に良くならないといった時は、他にも原因があるかもしれません。
そのような時は、当院までお気軽にご相談ください。
年末年始はいつもと生活リズムが変わることから、ぎっくり腰のような不調を起こしやすくなってしまいます。
ですので、お体の不調を起こすことなく良い新年を迎えれるよう、くれぐれもご自愛ください。
この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら幸いです。
・公式LINEからのご相談はこちら↓
・お電話によるご相談はこちら↓
・インターネットからのご予約はこちら↓
※2023年12月31日(日)〜2024年1月4日(木)はお休みを頂戴しております。
※2024年1月5日(金)から、通常通り診療を再開しております。
※公式LINEとインターネット予約については24時間稼働しておりますので、お気軽にご活用ください。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】