「左のこめかみ頭痛をなんとかしたい…」
「こめかみの頭痛がいつも左だけなのはどうして?」
こめかみ頭痛でお困りでしたら、この度の内容がお役に立てるかもしれません。
左だけ感じるこめかみ頭痛…薬以外の治し方を知りたい方への提案
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
この度のブログでは、左のこめかみに現れる辛い頭痛でお困りの際に、効果的な方法をご紹介いたします。
ここ最近、季節の変わり目による激しい寒暖差や台風の接近などの影響により、頭痛でお悩みの方が増えています。
私も過去に何度も頭痛で悩んだ経験があり、その度につらさで仕事に手がつかず何もやる気が起きませんでした。
先日も頭痛でご相談に来られた患者さんがいらっしゃったのですが、お話をお聞きすると「左だけこめかみの頭痛がある」とのことでした。
いったいどうして、この度の患者さんは片側にだけ頭痛を感じてしまうのでしょうか?
また、頭痛でお困りの患者さんからは、できれば薬以外の治し方があれば知りたいといった声も多く伺います。
そこで、今回のブログでは、左のこめかみにだけ頭痛が起きる理由や、薬に頼らず和らげる方法についてもご紹介させていただきました。
もしこめかみ頭痛でお困りの方がおられれば、今回のブログがきっとお役に立てると考えています。
お時間のある時に、ぜひ最後まで読んでみてください。
原因から紐解く左のこめかみ頭痛を和らげるポイント
左のこめかみ頭痛で悩んでいる患者さんに話を伺っていく中で、ある共通点がありました。
それは、
「朝起きると顎が疲れていることがある」
「無意識に食いしばりや歯ぎしりをしてしまっている」
などといった、顎に関連するお悩みもお持ちだったということです。
ストレスが及すこめかみ頭痛のメカニズム
今のような時期は、寒暖差や気圧の変動により体はストレスを感じやすくなります。
人はストレスを感じると本能的になり、無意識に食いしばりや歯ぎしりをしやすくなってしまうのです。
例えば、イライラしているときや集中している時に、食いしばりや歯ぎしりをしてしまっていた経験はありませんか?
人はストレスが溜まると、その時と同じような状況に陥ってしまいます。
すると、顎の筋肉が徐々に硬くなることで、左右のアンバランスを引き起こしてしまうのです。
そして、硬くなった筋肉がホースを曲げた時のように、頭部への血の巡りを悪くしてしまいます。
この血液には栄養や酸素が豊富に含まれており、脳や内臓・筋肉の回復にとても重要です。
そのような血液が十分に行き届かなくなることで、結果的にこめかみ頭痛を起こしてしまっていたのです。
こめかみ頭痛の原因?顎と呼吸の関係性
顎の動きは呼吸にも深く関係していることはご存知でしょうか?
突然ですが、顎から耳まであるフェイスラインのことを、俗に「エラ」とお聞きしたことがあるかもしれません。
実はこれって、魚が水中で呼吸をするために必要なエラが由来していると考えられています。
大昔に少しずつ人へと進化していく過程で、残ったエラのなごりが顎だとも言われています。
少し話はそれましたが、そのようなことからも顎は呼吸との関係が深く、顎の筋肉が硬くなると呼吸にまで悪い影響を与えてしまうのです。
すると、体は酸素をうまく取り込めなくなり、より体はリラックスすることができなくなってしまいます。
そして、結果的に引き起こされた酸素不足が、こめかみ頭痛のきっかけになっていたのです。
左のこめかみ頭痛をなんとかしたい時に試してほしい効果的な対処法
左のこめかみ頭痛でお悩みの方に向けて、以下の3つの方法をご紹介します。
どれも薬に頼らずにできる簡単な方法ばかりです。
ぜひ一度、お試しください。
①こめかみを上方向へ優しく持ち上げる
こめかみ辺りにある窪みへ軽く指を押し当て、ゆっくりと優しく上方向へ持ち上げてみてください。
そして、持ち上げたまま3回ほど、ゆっくり深呼吸を行うだけです。
こめかみの硬くなった筋肉を和らげ、血流の改善効果が期待できます。
その際、強く押し過ぎたりすると、かえって症状が悪化する場合がありますので、その点にはお気をつけください。
②食事をする際に反対側でも噛んでみる
片側のこめかみ頭痛が起きている場合は、顎の筋肉や関節のアンバランスが原因になっていることもあります。
そんな時は食事の際、普段あまり使わない側で噛むことを意識してみてください。
すぐに良くなるわけではありませんが、続けることで少しずつ左右のバランスが整います。
③頭痛解消の秘訣は深呼吸にある
何度も言うように、深呼吸は心身のリラックス効果や酸素の供給を増やしてくれます。
そのようなことからも、頭痛にはとてもおすすめの解消法です。
ですが、深呼吸についてもやはり継続が重要になります。
手軽にいつでも取り組める方法ですので、日頃から積極的に深呼吸を実践なさってみてください。
頭痛のストレスから解放された女性患者さんの喜びの声
最後に、当院へ頭痛で来院なさった患者さんの声を一部ご紹介します。
少しでも頭痛で困っている方の、励みになりましたら幸いです。
※下記へいただいたお声をまとめております。
Q.何がきっかけで当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
近くにあり、保険適用外の治療なのでちゃんと診てくれそうな気がした。
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
生理痛など、定期的におこる頭痛。
Q.実際に受診されて良かったことは何ですか?
頭痛薬を飲まなくても痛みが治った。
頭痛が減った。
【30代 女性 R.M様 尼崎市在住】
頭痛でお困りでしたら当院までお早めにご相談ください
この度のブログでは、こめかみ頭痛でお困りの際に効果的な対処法をいくつかご紹介しました。
これらの方法を実践することで、つらいこめかみ頭痛を解消できる可能性があります。
しかし、いくら取り組んでみても一向に改善が見られない場合は、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのようなときは、お早めに当院までご相談ください。
また、頭痛は時に危険な病気のサインとなることもあります。
「明らかにいつもと違う頭痛で、徐々に痛みが増していく」
「突然、今まで経験したことのない耐えがたい頭痛に襲われた」
などといった症状がありましたら、すみやかにお近くの医療機関へ受診なさることをおすすめします。
今回の内容が、少しでもこめかみ頭痛でお困りの方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ) 】