「2〜3ヶ月に一回は、ひどい腰痛やぎっくり腰を起こす」
「繰り返す腰痛やぎっくり腰に、長年悩まされている」
この度は、10年以上もの間、繰り返す腰痛やぎっくり腰で悩まされていた、患者さんの改善例をブログへ書かせていただきました。
繰り返す腰痛やぎっくり腰に、10年以上悩まされていた男性患者さん
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
この度ご紹介させていただく男性患者さん(Fさん)は、10年以上もの間、繰り返す腰痛やぎっくり腰に悩まされておられました。
初診時にFさんへお話を伺ってみると、
「2〜3ヶ月に一回は、必ずきつい腰痛を起こす」
「腰痛を起こすたびに、仕事を休むはめになってしまう」
などといったお悩みを抱えておられました。
Fさんは建設会社の重役なため、このような腰痛で仕事を休まなければならなくなることに、常々困り果てていたそうです。
そこで、少しでもなんとかしようと様々な整骨院やマッサージ店などを転々とするも、一向に改善されず諦めかけていたところ、知人からの紹介で当院へお越しになられました。
今回、Fさんには治療期間として、2〜3ヶ月の間に合計5回ほど通院していただきました。
お仕事で多忙を極めておられる方でしたので、通院するためのお時間を確保することは大変だったと思います。
それでも続けて通院していただけた甲斐もあり、それ以降は何度も繰り返していた腰痛はほとんど起こらなくなったのです。
先日お話を伺った際は、
「もう何ヶ月も腰痛がなく、すこぶる快調です!」
と、大変嬉しいお言葉も聞くことができました。
では、Fさんの長年に及んで繰り返されてきた腰痛やぎっくり腰は、なぜ改善することができたのか?
この度は、Fさんの腰痛が改善までに至った経緯をご紹介させていただければと思います。
もし現在、繰り返す腰痛やぎっくり腰でお悩みでしたら、このブログがきっと解決するためのお役に立てると考えております。
お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
腰痛やぎっくり腰を繰り返すようになったのは〇〇がきっかけ?
Fさんは、過去にトライアスロンへ挑戦された経験もある、とてもパワフルな方です。
ですが、そのトライアスロンの競技中に無理をしてしまい、左足首を傷めてしまったとのことでした。
実際にお体の検査をさせていただくと、左の足首はかたくなり、ほとんど動かなくなっている状態だったのです。
ご本人も足首を傷めてしまったあたりから、徐々に腰痛を感じておられたそうです。
他にも、詳しくお体の検査をさせていただくと、
・常に右脚へ重心を乗せている
・左の足首以外にも、左股関節の動きもかたくなっている
・胸まわりの筋肉がかたくなることで、背筋を伸ばせなくなっている
などといった状態でした。
当院ではこれらの状態を良くするため、筋肉の柔軟性や関節の動きを整える施術を行わせていただくことに。
すると、その場で症状は大幅に改善され、Fさん自身もとても驚かれていたのが印象的でした。
ですが、これまで10年以上悩まれていた症状ということもあり、このような場合は再び腰痛を繰り返してしまう恐れがあります。
そこで、Fさんには治療を何度か続けていただく必要性と、日頃からお体の良い状態を維持できるよう、ご自宅で取り組める簡単なポイントをお伝えさせていただきました。
繰り返す腰痛にストレッチや体操よりもおすすめの治し方
当院へお越しになられる患者さんからは、
「ストレッチや体操をしてみるけど、これで正しいのかがわからない」
といったお声をよくお聞きします。
たしかにストレッチや体操となると感覚的なところもあるため、専門家でない限りわからないというのもごもっともだと思います。
ですので、当院ではこのような場合、ストレッチや体操よりもおすすめで日頃から簡単に取り組める方法をご紹介させていただいております。
①立ち上がって背伸び
その一つの方法が、「立ち上がって背伸びをする」といったことです。
実は、腰痛を繰り返す、あるいはぎっくり腰を頻繁に起こしてしまうといった方にお話を伺っていくと、「一日中座ったままの姿勢で作業をしている」といったお声をよくお聞きします。
この度のFさんにもお話を伺ってみると、
「一日中パソコン作業をしている時が何度もある」
といったことをおっしゃられていました。
例えば、長い期間動かさずに置いていた家具の足下を見てみると、床や絨毯などにくっきりと凹んだ跡がついてしまったという経験はありませんか?
あれって、長い間動かさずにいたために、重さにたえかねて凹んでしまったのだと考えられます。
これと同じように、人も長時間座ったままの状態が続くと、腰へ負担をかけ続けてしまう可能性があります。
ですが、仕事となるとやめるわけにもいかず、仕事をしながらも良い状態を維持したいものですよね。
そこで、この「立ち上がって背伸び」を1時間に一回、または気がついたときだけでも行なっていただけると、腰への負担を減らすことが可能になります。
実際にFさんをはじめ、腰痛でお悩みだった患者さんにこれらの取り組みを治療と合わせて行なっていただくことで、多くの方が改善傾向にあります。
②足をまっすぐに戻す
そして、二つ目としては、「足をまっすぐに戻す」といったことです。
私もよくやってしまうのですが、パソコン作業や書類整理などを長時間行なっていると、気付かぬうちに「脚を組んでいた」「片側にもたれかかっていた」という経験はありませんか?
実はこういったことは姿勢に偏りを起こすきっかけとなり、腰痛へとつながってしまう恐れがあります。
ですので、もしそのようなことに気がついたら、「足をまっすぐに戻す」といったことを心がけていただけると、本来の正しい姿勢に修正することができます。
すぐに効果を感じられる方法ではありませんが、少し意識していただくだけでも徐々に腰痛の改善が期待できます。
どちらもとても簡単な方法となっておりますので、ぜひ日頃から取り組んでいただければと思います。
この度ご紹介させていただいた方法を、下記の動画でも詳しくまとめております。
お時間の許すときに、ぜひご視聴いただけましたら幸いです。
↓↓↓(改善方法のみであれば、04:17からとなっております。)
繰り返す腰痛やぎっくり腰でお悩みだった患者さんのお声
Fさんも足首のケガをされた経験から、座っているときの姿勢や立っているときの姿勢は、右側へと重心を偏らせている状態でした。
体はそのような状態をかばうため、気付かぬうちに足を組んでしまったり片側へもたれかかるなど、仕方なく姿勢に偏りを起こしてしまっていたのです。
ですが、治療でその偏りを整えたのちに、日頃からFさんにもこのような取り組みへのご協力をいただけたおかげで、早期に腰痛を改善することができました。
実際に、Fさんからもお喜びの声を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。
少しでも繰り返す腰痛やぎっくり腰でお悩みの方の、励みになりましたら幸いです。
まとめ
Fさんは現在、月1回ほどお体のメンテナンスで当院へ来院なさっています。
今は以前のような腰痛を起こさなくなり、仕事を休むこともなくなったとのことで、こちらとしても大変嬉しく思います。
もしFさんのように繰り返す腰痛でお困りの方がおられましたら、この度ご紹介させていただいた、
- 立ち上がって背伸び(1時間に一回、あるいは気がついた時)
- 気がついたら足をまっすぐに戻す
といったことを、ぜひ一度取り組んでみていただければと思います。
ですが、ご紹介させていただいた方法を取り組んでみたものの、
「いつまで経っても改善されない」
といった際には、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのようなときは、当院までお早めにご相談ください。
ご相談方法としましては、下記の公式LINEあるいはお電話にて、お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。
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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】