「肩こりがきつくて体の疲れが取れない…」
「何をしても肩こりが治らなくて…」
40代女性患者さんから、このようなご相談をいただくことがありました。
きつい肩こりで体の疲れが取れないとお悩みだった40代女性患者さん
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
この度ご紹介させていただく患者さん(J.Nさん/匿名)は、当院へ初めてお越しになられた際、
「肩こりで体の疲れが全く取れなくて…」
といったお悩みを抱えておられました。
お話を伺ってみると、毎日デスクワークで1日に6〜7時間は座りながら過ごされているとのこと。
また、お仕事の内容も主に電話対応となり、いつ連絡が来るかわからないために気軽にその場から離れられないといった状況でした。
そのような状況が長期に渡り続いた結果、最近は肩こりや体の疲れを感じることが当たり前になってしまわれたようです。
そのようなときに、当院へお越しになられている患者さんからのご紹介で、この度来院なさいました。
今回、J.Nさんには2ヶ月の間に4回ほど通院していただき、現在は以前のようなきつい肩こりは随分と改善されたようです。
実はこのとき、J.Nさんには日頃から簡単にできるあることも合わせて取り組んでいただきました。
そのあることを取り組んでいただけたおかげで、肩こりが改善されたといっても過言ではありません。
そこでこの度のブログでは、J.Nさんのきつい肩こりがなぜ改善できたのかについてご紹介させていただきました。
そして、現在このブログをご覧になられている方がおられましたら、今もなおきつい肩こりでお悩みなのかもしれません。
もしそうであれば、この度の内容はきっと肩こりを解決するためのお役に立てると考えております。
お悩みの際は、ぜひ最後までご覧いただけましたら幸いです。
肩こりにマッサージや湿布を貼っても解消されないときは〇〇がポイント?
これまでにJ.Nさんは、マッサージへ通ったり、骨盤矯正、湿布など、あらゆることを行なってみたものの、あまり効果を感じられなかったとのこと。
では、そもそも肩こりはなぜ起きてしまうのでしょうか?
突然ですが、人は全身へ隈なく血をめぐらせることで、健康な状態を維持できています。
また、その血の中には食事から得られる「栄養」や、呼吸から得る「酸素」が含まれており、これらは筋肉や内臓を回復させる上でなくてはならないものとなっています。
ですが、何らかの影響で血のめぐりが悪くなると、乾いてしまった粘土のように人の筋肉もかたくなってしまう傾向にあります。
この度、お越しになられたJ.Nさんのお体を検査させていただくと、
・胸まわりの筋肉がかたくなり、背中を伸ばせなくなっている
・太ももやお腹の筋肉がカチカチになり、股関節を曲げにくくなっている
・左足首の関節にねじれを起こしている
といった状態でした。
このようにかたくなった筋肉によって、ホースを折り曲げたときのように血がめぐりにくくなってしまっていたのです。
そのような状態が長く続いた結果、今回のような肩こりを起こしてしまったのだと考えられます。
ですので、当院ではまずはじめに、このようなかたくなった筋肉や関節の動きを整体によって調整し、体のバランスを整える施術を行わせていただきました。
すると、施術後は「さっきまであった痛みがなくなってる!」と大変喜んでいただき、そのときのJ.Nさんを見たときはこちらまで嬉しくなりました。
頑固な肩こりに座りながらでもできる簡単で効果的な解消法
ですが、お仕事では毎日のように長時間の座った姿勢が続くことから、J.Nさんのお体は再び疲れを溜め込んでしまう可能性がありました。
とはいえ、長時間の座った姿勢によって負担がかかっているとしても、お仕事となると致し方ありませんよね。
そこで当院では、J.Nさんに先ほどの施術と合わせて、あるとても簡単なことを日頃の生活に取り入れていただきました。
①姿勢をリセットする
J.Nさんへ座っているときの姿勢を伺ってみると、
「姿勢が前のめりになっている」
「足のつま先を立てている」
などといったことを教えてくださいました。
そこで、日頃そのような状態に気がついたら、
・その場でゆっくり背伸びをする
・立てている足を「ストン」と下ろす
などといったように、一度姿勢をリセットすることをお願いしました。
そうすることで、先ほどもあったホースを折り曲げたような状態が改善し、血のめぐりをスムーズにしてくれる効果が期待できます。
J.Nさんからも「これなら簡単にできそうです!」と、前向きなお言葉をいただくことができました。
もし肩こりでお悩みの際は、ぜひ一度お試しいただければと思います。
②ツボ刺激も効果的
姿勢のリセットに加え、ツボの刺激を行うことも肩こりには効果的です。
特に今回おすすめさせていただくのは、「尺沢(しゃくたく)」といったツボです。
「尺沢(しゃくたく)」は呼吸に関係のあるツボで、胸を開きやすくしたり呼吸がしやすくなる効果が期待できます。
実は、今回のような座りっぱなしの姿勢は、猫背へなりやすいことから気付かぬうちに呼吸が浅くなる傾向にあります。
すると、体の回復に必要不可欠な「酸素」を十分に取り込めなくなり、肩こりを長引かせてしまう場合があります。
そのようなことからも、呼吸に関係のある「尺沢(しゃくたく)」を刺激することは、肩こり対してとても効果的だと考えられます。
ツボの位置としては、肘を曲げるとできるシワの真ん中から、おおよそ指2本分外側に位置しています。
もしわかりにくいといった際は、軽く机や棚を写真のように持ち上げようとすると、先ほどの位置あたりに筋肉がかたく盛り上がってくるかと思います。
ちょうどそのすぐ隣が「尺沢(しゃくたく)」となります。
見つけましたら、そこを一定の心地良い程度の力で10秒ほどマッサージするだけです。
ツボの位置も触れやすく、座りながらでも簡単にできる方法となっておりますので、ぜひこちらも合わせてお試しください。
肩こり治療を受けられた40代女性患者さんのお喜びの声
この度、肩こりでお悩みだったJ.Nさんにも、施術と合わせてこれらの解消法をお伝えさせていただきました。
すると、取り組みを継続していただけたおかげで、あれほど頑固だった肩こりを早期に改善することができたのです。
その際、J.Nさんからいただいた実際のお声もご紹介させていただきます。
少しでもきつい肩こりで悩んでおられる方の、励みになりましたら幸いです。
Q.何がきっかけで当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
友人の紹介
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
肩こり、むくみ、全身の疲れ
Q.実際に受診されて良かったことは何ですか?
身体をボキボキされる訳でもないのに、いたみがひくのにびっくりしました。
固かった関節が触れた次に、さっきより柔らかくなっていて感動ものでした。
先生のお話も楽しかったです。
【42歳 女性 J.N様 尼崎市在住 事務職】
まとめ
この度は、1日に6〜7時間のデスクワークの影響による、きつい肩こりでお悩みだった女性患者さんの改善例をご紹介させていただきました。
J.Nさんは現在、お体の疲れを定期的にリセットするため、月に一回ほど当院へお越しになられています。
先日、お越しになられた際は、
「前のような肩こりを感じなくなりました」
といった、嬉しいお言葉をお聞きすることができました。
もしJ.Nさんのような肩こりでお悩みであれば、
- 姿勢をリセットする(気がついたとき)
- 「尺沢(しゃくたく)」といったツボを刺激する
といったことを、ぜひ日頃の生活へ取り入れていただければと思います。
しかし、この度の方法を取り組んでみたものの、一向に肩こりが解消されないときは他にも原因が考えられるかもしれません。
そのようなときは、当院での施術がお力になれると考えております。
もし現在、
「肩こりでお仕事や家事に支障をきたしている」
「肩こりのせいで趣味を楽しめないでいる」
などとお悩みの際は、当院までお気軽にご相談ください。
この度の内容が、少しでも悩んでおられる方のお役に立てましたら幸いです。
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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】