「立ち仕事をした後は足の疲れが取れない…」
「湿布を貼っても取れない足の疲れをなんとかしたい…」
もし現在、このようなことでお悩みでしたら、この度のブログがお役に立てるかもしれません。
毎日の立ち仕事で足の疲れが取れない…そんな時におすすめする解消方法とは?
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
先日、当院へお越しになられた患者さんから、
「立ち仕事が続いた日は、翌朝になっても足の疲れが取れない」
といった、ご相談をいただくことがありました。
詳しくお話を伺ってみると、最近は足の筋肉のこわばりまで感じるようになり、膝の痛みや何度もつまずいたりと、日常生活に支障をきたすようになってきたとのこと。
一向に改善されないことから、何かの病気ではないかと不安を感じておられたようです。
そこでこの度は、このような足の疲れが取れないといったことでお悩みの方に向けて、3つのおすすめ解消法をご紹介させていただきました。
きっとお役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
立ち仕事による足の疲れを解消するための一番のポイント
人の身体は心臓から出た新鮮な血液が、全身の隅々に行き渡ることで健康な状態を維持できています。
そして、新鮮な血液を行き渡らせたあとは、不要な老廃物を回収し、心臓へと還っていくといったサイクルを作っています。
突然ですが、足がむくんだ時に重だるく感じたり、ひどい時にはこむら返りを起こしてしまったという経験はありませんか?
あれって、足に溜まった不要な老廃物や水分を、心臓へとうまく送り返せなくなった時に起こりやすいと考えられています。
また、足は心臓から一番遠いところでもあり、送り返すためにはそれなりの助けが必要となります。
そんな時に重要な働きをしてくれる一つが、筋肉と言われています。
人は身体を動かすことによって筋肉を伸び縮みさせながら、ポンプのように血液を送り出す働きがあります。
ですが、長時間の立ち仕事となると同じ姿勢が続くことから、筋肉を動かす機会は減ってしまいます。
そうすると、血液を送り出す力は弱まってしまい、先ほどのように足はむくみを起こすことで、頑固な足の疲れへとつながってしまうのだと考えられます。
つまり、足の疲れを解消するためのポイントは「筋肉への刺激」にあったのです。
足の疲れに湿布よりも効果的な解消法3選
では、その筋肉へ刺激を入れるにはどのような方法があるのでしょうか?
今回は足の疲れを取るための、簡単で効果的な方法を3つほどご紹介させていただきます。
①仕事の合間に背伸び
仕事の合間や休憩時間に、ゆっくりと「背伸び」することをおすすめします。
背伸びを行うことで全身の筋肉をしっかりと伸ばすことができ、血液の流れを良くしてくれます。
深呼吸を取り入れながら行うと、さらに効果的ですのでおすすめです。
②1分ほど歩く
こちらも仕事の合間やトイレ休憩など、1分ほどで結構ですので、その場から歩くことをおすすめします。
歩くことは全身運動となり、身体の筋肉にとっても良い刺激になります。
先ほどご紹介した背伸びを一緒に取り組むと、より効果的ですのでぜひお試しください。
③つま先立ち運動
立った状態のままつま先立ちを繰り返すことで、ふくらはぎの筋肉を積極的に動かしていきます。
ふくらはぎには、先ほどもお伝えした血液を送り出すためのポンプの役割があり、「第二の心臓」とも言われています。
意識的に動かすことで筋肉の伸び縮みがしやすくなり、血液の送り出す力を助けてくれるため、足の疲れが取れない時におすすめです。
その際、転倒や怪我を防止するため、必ず壁や机などの支えがあるところで行うようにしてあげてください。
目安としては、仕事の合間やお風呂で温まった後など、20回1セットを一日に2セットほど取り組んでいただければと思います。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
まとめとしまして、足の疲れを取るためには「筋肉への刺激」が必要ということをお伝えさせていただきました。
また、その際の解消方法としまして、
①仕事の合間に背伸び
②1分ほど歩く
③つま先立ち運動
といったことをご紹介させていただきました。
これらの方法を継続して取り組んでいただけることで、立ち仕事の後に起こる足の疲れを解消できる可能性があります。
どれも簡単な方法となっておりますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
ですが、取り組んでみたものの一向に解消されないといった時は、整体や鍼灸による施術がおすすめです。
お悩みの際は、当院のLINEからお気軽にご相談いただけますと幸いです。
【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】