「右手の痺れがなかなか良くならない」
「右手の痺れの治し方があれば知りたい」
右手の痺れでお困りの方に向けて、ブログを書かせていただきました。
右手の痺れがつらい…原因から考えた効果的な治し方をご紹介

こんにちは。
兵庫県尼崎市南塚口町にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
先日、右手の痺れでお困りの患者さんより、ご相談をいただくことがありました。
お話を伺ってみると、病院で精密検査を行なってみたもののこれといった決め手はなかったとのこと。
これまでいくつか鍼灸院や整体院などにも通ってみたものの一向に良くなる気配はなく、常に右手の痺れがあることで日に日にストレスが増していく一方だったようです。

一時的な痺れならまだしも、一日中痺れを感じるとなると、何をするにも嫌気が差してしまうかもしれません。
そこで、この度のブログでは、手の痺れでお困りの方に向けて効果的な対処法をご紹介させていただきました。
もし現在、なかなか良くならない右手の痺れでお困りでしたら、きっとお役に立てる内容となっております。
お時間のある時に、ぜひ最後までご覧になってみてください。
ストレスが原因になる?自律神経と手の痺れの関係性について

この度の患者さんへ詳しくお話をお聞きしていくと、
「最近、転職して運転の仕事を始めた」
といったことを教えてくださいました。
数ヶ月前にある企業で運転手の仕事を始められたそうで、現在は一日中車の運転ばかりなのだそうです。

ちょうどそれぐらいの時期から、右手の痺れが出始めたとのこと。
また、日によっては運転以外で車内での長い待機時間などもあり、毎日ストレスを感じておられたそうです。
突然ですが、人には自律神経といういわば体の自動制御装置のような機能があります。
自律神経は血の巡りや心臓の拍動、体温調節など、人が生きていく上で重要なほとんどの機能に関わっています。
この自律神経のバランスが常に一定で保たれることによって、人は何事もなく健康に過ごすことができているのです。

ところが、この度の患者さんのように常にストレスを感じる状況下では、自律神経に対しても負担を強いることになってしまいます。
自律神経は血の巡りとも深い関わりがあるため、体に悪い影響を与えてしまうきっかけになることも。
例えば、ずっと赤信号が続く交差点を想像してみてください。
常に赤信号が続いていると、車も渋滞を起こし流れが悪くなってしまうかと思います。

これと同じで、人もストレスを抱えた赤信号のような状態では、血の巡りが悪くなってしまうのです。
また、血液の中には酸素や栄養などが豊富に含まれており、人はこれをエネルギーに変えて筋肉や内臓などを活動させることができます。
しかし、そこへストレスによる負担だけでなく、長時間の運転や座位姿勢などによる体への直接的な負担も加わってしまう状況。

すると、硬くなった筋肉がホースを曲げた時のように血の巡りを悪くし、さらに追い打ちをかけてしまうことに。
その結果、今回のような手の痺れなどの不調を起こすきっかけとなってしまうのです。
ストレス緩和で自律神経も整える!原因から考えた右手の痺れの治し方

では、今回のような場合におすすめする対処法についてご紹介していきます。
この度ご紹介する内容は基本的なことではありますが、実践していただくことで十分に効果が期待できます。
もし同じようにお困りでしたら、ぜひ一度取り組んでみてください。
①お風呂に浸かって温まる

これから本格的な冬に向けて、冷え込みがきつくなる時期かと思います。
人は寒さを感じると、冷えから体を守ろうと緊張させる仕組みがあります。
すると、体はリラックスすることができなくなり、今回のような不調につながることも。
患者さんからは、「お風呂に浸かっているときは症状が気にならない」といったことをよくお聞きします。
これは、湯船に浸かり温まることで全身の血の巡りが良くなるだけでなく、リラックス効果も働いているためです。

ですが、最近は仕事や家事・育児など、忙しさのあまりシャワーだけで済ましている方も多くなっています。
ですので、もし今回のように痺れなどの不調でお困りでしたら、週に2〜3回程度で構いませんので、お風呂に浸かる時間を作ってみてください。
目安としては、40℃ほど(ぬる過ぎずちょうど良いと感じる温かさ)の湯船に10分間浸かることをおすすめします。
②適度に体を動かす

続いて重要なことが、適度に体を動かすといったことです。
自律神経は主に脳によってコントロールされています。
ストレスを感じる状況下では、常に脳はフル稼働している状況です。
その際、本来であれば、人は運動を行うことで脳にも必要な分の血液を送ることができます。

しかし、今回のように同じ姿勢が長時間続くと、血の巡りが悪くなることから脳はうまく回復できなくなってしまうのです。
だからと言って、さっそく「運動してこい!」とは言いませんのでご安心ください。
まずは1時間に一回程度、その場で背伸びをしたり立ち上がってみる、あるいはトイレ休憩を挟むなど、積極的に体の姿勢を切り替えてみていただくだけで構いません。
これだけで血の巡りを促し、予防する効果が期待できます。
③就寝前の深呼吸

脳が疲れた状態では、良質な睡眠を摂ることができません。
また、脳の疲労状態が長期にわたると、症状が良くならないだけでなく、さらに悪化してしまう恐れもあります。
もし現在、
「最近はなんだか寝起きがつらく感じる」
「夜に何度も目が覚めてしまう」
などといったことがあれば、脳が疲れているサインかもしれません。

そういったときは、就寝前に深呼吸なさることをおすすめします。
それだけで脳に必要な酸素を補うことができるため、良質な睡眠の手助けになります。
一度で全て解決するわけではありませんが、習慣にしていただくことで必ず効果は出てきます。
もしお困りの際は、ぜひ一度試してみてください。
手の痺れでお困りだった患者さんからいただいた喜びの声

手の痺れでお困りだった患者さんより、お喜びの声を頂戴しましたのでご紹介します。
下記にいただいた声をまとめております。
現在、手の痺れでお困りの方の励みになれば幸いです。
これまで首の痛みと手の痺れでいくつも整体を変えましたが、根本的には治りませんでした。
通って1ヶ月ですが、手の痺れはなくなり、首も劇的に良くなりました。
本当に感動しました!
追加
定期的に通ってます!
元々キッカケになった手の痺れは、なくなり、腰痛も治してもらってます!
あと鼻詰まりを治す鍼も一回やりましたが、抜群に効きました!
花粉症の方おすすめです!
【40代 男性 T様 尼崎市在住】
手の痺れをなんとかしたいとお考えの際は当院までご相談ください

痺れについては正直なところ、症状にもよりますがすぐに良くなるといったケースは稀です。
ですが、しっかりとお体の状態を見きわめ施術を行なっていくことで、つらい症状は徐々に小さくなっていきます。
そして、この度ご紹介した対処法のように、日頃から意識して取り組んでいただくことが早期解決の近道でもあります。
ですので、もし痺れでお困りでしたら、この度ご紹介した方法を継続してみてください。
しかし、それでも一向に良くならないといった場合は、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、一度当院までご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度の内容が、少しでも手の痺れでお困りの方のお役に立てれば幸いです。
【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ) 】



