「突然のぎっくり腰で動けなくなってしまった」

「ぎっくり腰にストレッチやマッサージはしても良いの？」

 

ぎっくり腰でお困りの方に向けて、対処法をまとめたブログを作成しました。

 

ストレッチやマッサージよりも効果的なぎっくり腰の正しい対処法とは？

こんにちは。

兵庫県尼崎市南塚口町にあります、ちょう鍼灸整体院の曹（ちょう）です。

最近は急な冷え込みにより、ぎっくり腰を訴える患者さんが大変増えております。

その際、ほとんどの方から「どう対処すれば良いのかわからない」といったお声をお聞きすることがあります。

私も過去にぎっくり腰を経験したことがありますが、声が出なくなるほどのつらい痛みだったことをよく覚えています。

ぎっくり腰になるとその日の予定が潰れるだけでなく、２〜３日まともに動けなくなってしまう方もおられます。

できれば、少しでも早く回復して、これまでのように支障なく日常生活を送りたいものですよね。

そこで、少しでもそのようなお悩みを抱えている方のお役に立てればと考え、ぎっくり腰の効果的な対処法についてブログをまとめました。

もし一度でもぎっくり腰のご経験がある方は、ぜひ一度今回のブログをご覧になってみてください。

 

ぎっくり腰にストレッチやマッサージは良いの？正しく対処する上でのポイント

当院へ初めてお越しいただく患者さんからは、

 

「ぎっくり腰にストレッチやマッサージってした方が良いんですか？」

 

といったご質問をよくいただくことがあります。

結論から申し上げると、控えていただいた方が好ましいです。

何よりきついぎっくり腰でお悩みの方については、むやみに触られたくないと思われる方も多いかもしれません。

ですが、例えば、

 

「なんだか腰に違和感があって、ぎっくり腰を起こしそうだな」

「動けないわけではないけど、常に腰が痛い」

 

など、このようなまだ軽い症状として現れているケースでは、良かれと思って腰のストレッチやマッサージを過度に行なってしまう可能性があります。

当院へご相談いただく患者さんからも、このような場合にストレッチやマッサージを行なった結果、きついぎっくり腰を起こしてしまったという声が少なくありません。

そして、ぎっくり腰の対処としてもう一点重要なことが、安静にしすぎないことです。

このようなお話をすると、「え、そうなんですか？」と驚かれる方が大変多いです。

実は医学的な論文でも、「ぎっくり腰は安静にしすぎるとかえって症状が悪化する」とされています。

他にも、日常生活レベルの動ける範囲で体を動かしていた人の方が、常に安静にしていた人よりも明らかに早い回復に至ったという研究データもあります。

ですので、ぎっくり腰を対処する上でのポイントは、なるべく早い段階から積極的に体を動かしていくことが重要だったのです。

 

ぎっくり腰にストレッチやマッサージが効かなかった時の正しい治し方

私も過去に、歩けなくなるほどのきつい腰痛を経験したことがあります。

ですが、今ではほとんど腰痛やぎっくり腰を気にすることなく生活ができています。

そこで、この度は私や当院へお越しの患者さんも実践なさっている、ぎっくり腰の正しい対処法についてご紹介させていただきました。

もしぎっくり腰でお悩みの方がおられましたら、ぜひ一度実践してみてください。

 

①安静よりも動ける範囲で体を動かしてみる

先ほどもご紹介させていただいたように、ぎっくり腰の回復を促すためには早い段階で体を動かしていくことが大切です。

とはいえ、つらいぎっくり腰でお困りの方に、そのようなことを言うのは酷かもしれません。

もしどうしても動けないといった時は、安静期間は1日〜2日程度までに留めるようにしてみてください。

それ以降は、なるべく早く日常生活レベルでの動作を取り入れていきましょう。

まずはできる限りの、楽な姿勢を探しながら行なっていただければ良いかと思います。

 

②体を温める

続いて重要なことが、体を温めることです。

お風呂へ浸かったりホッカイロを使って体を温めることで、血の巡りが促され回復が早まります。

ですが、転倒などによりもし患部に明らかな熱感や腫れ・赤みなどがある場合は、炎症を起こしてしまっている可能性があります。

そのような時は、15分ほど氷や氷嚢を使って冷やしてみてください。

その際、アイスノンなどは0℃を下回ってしまう可能性があるためお控えください。

これにより少しずつ症状や炎症の状態が治まれば、それ以降は温める方へ切り替えていただくと良いかと思います。

しかし、一向に痛みが引かない、または熱感や腫れがいつまでも続く場合は、一度専門の医療機関へご相談なさることをおすすめします。

 

③日頃から深呼吸を心がける

ぎっくり腰を経験なさった方の中には、何度も繰り返しているといった方もおられるかもしれません。

そのような場合は、日頃から深呼吸を意識していただくのもおすすめです。

深呼吸によって体へのリラックス効果や、筋肉の回復に必要な酸素を十分に補うことができます。

ですので、もし何度もぎっくり腰に悩まされているといった方は、普段から深呼吸を心がけてみてください。

 

つらいぎっくり腰で数ヶ月苦しんでいた女性患者さんの喜びの声

最後に、つらいぎっくり腰でお悩みだった女性患者さんの声をご紹介します。

現在、ぎっくり腰でお困りの方に、少しでも励みになれば幸いです。

いただいたお声を下記にまとめております。

お時間のある時に、ぜひ一度ご覧ください。

 

ストレッチやマッサージでも良くならないぎっくり腰でお困りでしたらご相談ください

この度は、ぎっくり腰でお困りの方に向けて、正しい対処法をご紹介させていただきました。

ストレッチやマッサージが悪いと言うわけではなく、今回のように症状によっては良くも悪くもなるため、正しい対処を行うことが大切です。

もし現在、ぎっくり腰でお困りでしたら、この度ご紹介した方法を実践してみてください。

ですが、それでも一向に良くならない場合は、他にも原因が潜んでいるかもしれません。

そのような時は、一度専門の医療機関を受診なさってみてください。

もちろん当院でもご相談を受け付けております。

お困りの際は、一度ご相談いただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度の内容が、少しでもぎっくり腰でお困りの方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

【監修：鍼灸師 曹 将鎬（ちょう ちゃんほ）】