体調不良

ふわふわめまいは自律神経が乱れているサイン?改善例をもとに整え方をご紹介

「ふわふわするようなめまいが無くなりました」

「通う内に体のだるさも良くなってきました」

 

ふわふわするめまいでお悩みだった女性患者さんより、お喜びの声を頂戴しました。

 

ふわふわするめまいは自律神経の乱れが原因?実際の症例をもとに解説

こんにちは。

兵庫県尼崎市南塚口町にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。

ここ最近は季節の変わり目ということもあり、

 

「ここ数週間、ふわふわするめまいが続いている」

「病院の検査では異常がないと言われたのに、なんだかスッキリしない」

 

などといった、お悩みを抱えて来院なさる方が増えています。

実は季節の変わり目に起きるこのような症状については、自律神経の乱れが深く影響していることがあります。

今回は、当院へ実際にお越しいただいた患者さんの症例をもとに、

 

  • 自律神経が乱れると、なぜふわふわとするめまいが起こるのか?
  • そのような症状が現れてしまった際の、対処法はどうすれば良いのか?

 

などといった内容を、詳しくブログへまとめさせていただきました。

もし現在、同じような不調でお困りのでしたら、ぜひ一度ご覧になってみてください。

 

ふわふわするめまいはなぜ起きる?自律神経の乱れが引き起こす症状とは?

この度ご紹介する女性患者さん(以下、Kさん)も、来院当初はふわふわするめまいによってお困りでした。

病院へ通ってみたもののこれといった異常は見当たらず、それからもつらい症状は続いていたそうです。

夜も熟睡することができず、体の疲労感や肩こり・首こり・頭痛など、さまざまな症状にも悩まされていたとのこと。

Kさんにお話を伺ってみると、ここ数年はリモートワークを中心になさっていることを教えてくださいました。

一日のほとんどを座って過ごし、外出する機会もめっきり減っていたそうです。

ふわふわめまいは脳疲労の影響?自律神経との関連

突然ですが、人は体の機能のほとんどを自律神経によって調節しています

自律神経はいわば、自動制御装置のようなものです。

そして、その自律神経をコントロールしているのが「脳」になります。

「脳」はサッカーでいう「司令塔」のような存在。

つまり、司令塔でもある脳が疲れてしまうと自律神経の働きが乱れ、生命維持に必要な血の巡りや呼吸・体温調整などが正常に機能しなくなってしまうのです。

例えば日常生活の中で、

 

「なんだか今日はいつものように仕事に集中できない」

「朝起きるのがつらくスッキリしない」

「天気の悪い日になると調子が悪くなる」

 

などといったご経験をなさったことはないでしょうか?

実はこのような症状も、脳疲労による自律神経の乱れが影響している可能性があります。

脳疲労が自律神経の乱れを起こすメカニズム

特に、脳は血液に含まれる「酸素」を使って、活動するためのエネルギーを作り出します。

ところが、リモートワークの生活が長く続いた場合、この仕組みに悪い影響を与えてしまうことがあります。

例えば、車のバッテリーが上がってしまった状態を想像してみてください。

エンジンをかけずに電力だけを長時間使っていると、バッテリーが上がり動かなくなってしまうかと思います。

これと似ていて、一日中リモートワークだと体を動かす機会は減り、その反面「脳」だけは常にフル回転の状態です。

人は日頃、適度な運動によって脳や皮膚・筋肉・内臓など、全身に血液を送り届けています。

ですが、運動量が著しく減ると、血の巡りは必然的に悪くなり、酸素も十分に行き届かなくなってしまいます。

ましてや、脳は酸素を使ってエネルギーを消費し続けるため、結果的に自律神経は乱れ、めまいや疲労感などといった症状として現れてしまうのです。

ですので、Kさんのような症状を緩和するためには、全身の血の巡りをスムーズにする必要があったのです。

 

自律神経を整えるカギは呼吸?ふわふわするめまいが改善しない時に効果的な整え方

今回はそのような症状でお悩みだったKさんにもお伝えした、簡単に取り組める自律神経の整え方をいくつかご紹介させていただきます。

ふわふわするめまいでお悩みの際は、一度お試しいただければ幸いです。

 

① 日頃から深呼吸を意識する

脳のエネルギーを作り出すためには、「酸素」が必要不可欠です。

そして、自律神経を整える意味でも深呼吸はとてもおすすめです。

常に意識できればより良いですが、もし難しいと感じる方は、まず起床時就寝前だけでも構いません。

その際、深呼吸のコツとして息を吸うときよりも、吐くときを長くしてみてください。

目安は3秒吸ったら、6秒かけてゆっくり息を吐いていくイメージで行います。

それだけで、自律神経を整えることができるためおすすめです。

 

② 軽い運動で血の巡りを促す

ずっと座りっぱなしのような同じ姿勢が続くと、まるでホースが曲がったままのように血の巡りが滞ってしまいます。

ですので、1時間に一回程度は背伸びやトイレ休憩などを挟み、体を動かしてあげることをお勧めします。

さらに可能であれば、日頃からお風呂上がりに5分程度のストレッチや、軽いウォーキングを行うこともおすすめです。

それだけで血の巡りが促され、自律神経が整いやすくなります。

 

③ 就寝前は「脳のスイッチ」をオフにする

よく今回のような症状でお悩みの方にお話を伺うと、就寝前に1時間以上SNSを眺めたり動画を見るといったことをお聞きします。

就寝前にスマホやパソコンを見続けると、脳は「まだ仕事中」と勘違いをしてしまいます。

その結果、脳は興奮状態となり、自律神経のリズムが乱れることで眠りが浅くなったり、翌朝スッキリしないといった症状が現れてしまうのです。

もし可能であれば、就寝なさる1時間前には、スマホを眺める時間を減らしていくことをお勧めします。

 

ふわふわするめまいでお悩みだった女性患者さんの喜びの声

この度、ふわふわするめまいでお悩みだったKさんから、お喜びの声を頂戴しましたのでご紹介させていただきます。

Kさんには2ヶ月間で6回ほどの通院とともに、今回ご紹介した方法についても取り組んでいただきました。

今ではふわふわするめまいを感じることなく、以前よりも快適な毎日を送っておられます。

自律神経の乱れによる不調は、焦らず少しずつ整えていくことで症状が軽快する傾向にあります。

同じような症状で悩まれている方にとって、この度の声が少しでも励みになれば嬉しく思います。

※下記にいただいた声をまとめております↓

口コミやHPを見て気になり、受診いたしました。

ふわふわするようなめまいや身体のだるさに悩んでいましたが、施術を受けてからとても楽になり、日常生活でも色々と気をつけようと思えるようになりました。

ふわふわするようなめまいは1度目で無くなり、通う内に身体のだるさの方も段々と良くなってきております!

先生はとても優しく、毎回丁寧にお話しを聞いてくださり施術をしていただけます!

 

【30代 女性 K様 尼崎市在住】

 

自律神経の乱れに伴う不調でお困りの際はご相談ください

この度は、ふわふわするめまいでお悩みだった患者さんの症例をもとに、日頃から取り組める自律神経の整え方をご紹介させていただきました。

「ふわふわめまいがする」「頭や体が重だるい」「仕事に集中できない」そんな症状が続くと、何をするにも嫌気が差してしまうかもしれません。

ですので、もし今回ご紹介した整え方を試しても一向に変化が見られない場合は、早めに専門の医療機関へご相談なさることをおすすめします。

もちろん当院でも承っておりますので、お悩みの際は一人で抱え込まず一度ご相談ください。

今お悩みである症状の軽快はもちろんのこと、不調の起こりにくい体づくりまで全力でサポートさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度の内容が、少しでもふわふわするめまいでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

 

【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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