体調不良

頭痛や吐き気…天気痛の症状に効果的な原因から考えた対策

「最近、急に頭痛や吐き気の症状が出始めた」

「季節の変わり目に起きやすい天気痛ってなに?」

 

今の時期に増える、天気痛についてブログをまとめました。

 

頭痛や吐き気は天気痛の症状?季節の変わり目を乗り切る効果的な対策

こんにちは。

兵庫県尼崎市南塚口町にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。

ようやく暑い夏が終わりを迎え、日に日に涼しく感じる日が増えてきたように思います。

快適に過ごせるようになるかと思いきや、今の時期は体調不良を訴える患者さんが大変増えております。

先日も頭痛や吐き気・めまいなど、さまざまな症状を抱えておられる患者さんが来院なさいました。

今のような時期に起きるこれらの症状を、俗に「天気痛」とも言います。

天気痛の主な原因は、気圧の変化によるストレスと言われています。

季節の変わり目は気圧の変化が激しく、自律神経に影響を及ぼしやすくなってしまうのです。

頭痛や吐き気があると、きつい時には一日中寝込んでしまう方もおられます。

そこで、この度のブログでは、そのような天気痛の症状が現れてしまった時の効果的な対策方法をご紹介させていただきました。

もし現在、天気痛の症状でお困りの方がおられましたら、ぜひ一度読み進めていただければ幸いです。

 

頭痛や吐き気などの天気痛の症状を和らげるために重要な対策ポイント

天気痛を和らげる上で重要なポイントは、やはり「自律神経」です。

この自律神経は、主に脳によってコントロールされています。

今のような季節の変わり目は、気圧の変動や気温差・湿度・習慣の変化など、どれも著しい変化が見られる時期でもあります。

人はその変化に適応するため、普段から自律神経を目一杯活動させながら生活を続けています。

例えるなら、次々に新しい仕事を任せられているような状況を思い浮かべてみてください。

あまりの忙しさに手一杯になるだけでなく、処理しきれなくなることで他のところにまで影響を及ぼしてしまうかもしれません。

自律神経もこれと同じで、環境に適応しようと全身のさまざまな部分を調節しなければならなくなります。

すると、どうしても手の回らない状況が起きてしまうのです。

そして、自律神経は血の巡りとも深い関わりを持っています。

血液には人が活動するためのエネルギー源となる、栄養酸素が豊富に含まれています。

この栄養や酸素は、自律神経をコントロールしている脳にも必要です。

自律神経に過度な負荷がかかると血の巡りが悪くなり、自律神経をコントロールする脳にも血液の供給が追いつかなくなります。

その結果、負のサイクルを起こすことで、頭痛や吐き気などの体調不良を起こしてしまうことに。

ですので、天気痛のような症状を和らげるためには、自律神経への負荷を軽減し一定に保つ必要性があったのです。

 

天気痛対策!頭痛や吐き気の症状で困った時の対策方法をご紹介

では、このような天気痛の対策としてはどうすれば良いのでしょうか?

今回は自宅でできる、とても簡単な方法をご紹介させていただきました。

もし天気痛による頭痛や吐き気などの症状でお困りの際は、ぜひ実践してみてください。

 

①お風呂に浸かって温まる

気温差が激しいと、冷えを感じる方もおられるかもしれません。

基本的なことではありますが、お風呂に浸かって体を温めるのもおすすめです。

それだけで血の巡りが促され、脳への血流量も増えることで自律神経が活性化される効果が期待できます。

まずは週に2、3回程度で構いませんので、お風呂へ浸かる習慣をつけてみてください。

 

②深呼吸でリラックス効果と酸素を補う

無料で手軽にできる効果的な方法としては、やはり深呼吸です。

深呼吸は脳や体に必要な酸素を補えるだけでなく、リラックス効果も期待できます。

その際、深呼吸は3秒息を吸ったら6秒かけて息を吐くといったように、吐く方を長めに行うとより効果的です。

今からでもすぐに取り組める方法ですので、お悩みの際はぜひ実践してみてください。

 

③耳のまわりを温める

これから気温が下がるにつれて、就寝前に耳を温めるのもおすすめです。

方法としては、ドライヤーの温風で耳まわりへ30秒〜1分ほど温めてみてください。

それだけで耳周辺の血流が良くなり、脳への血の巡りも良くなる効果が期待できます。

他にもリラックス効果により、睡眠の質も高まる可能性があります。

その際、くれぐれも火傷などには十分お気をつけください。

 

頭痛や吐き気などの天気痛の症状でお困りの際はご相談ください

この度は頭痛や吐き気など、天気痛の症状でお困りの方に向けて、効果的な対策方法をご紹介させていただきました。

今のような季節の変わり目は、どうしても疲れが溜まりやすい時期かと思います。

くれぐれもご自愛の上、今回ご紹介した内容をぜひ実践してみてください。

ですが、それでも一向に良くならないときは、他の原因が考えられるかもしれません。

そのようなときは、一度当院までご相談いただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度の内容が、少しでも天気痛でお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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