「コルセットを付けたり筋トレをいくら頑張っても腰痛が改善されない…」
「病院で腰痛の治し方は手術しかないと言われた…」
もしこのような腰痛でお困りでしたら、この度のブログがお役に立てるかもしれません。
20代で腰痛を抱えていくしかないと諦めていた男性患者さんの苦悩
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)と申します。
この度はひどい腰痛でお悩みだった、20代男性患者さん(以下、「Sさん」という。)の改善例についてご紹介させていただきます。
Sさんはこれまで、5年以上もの間つらい腰痛に悩んでおられました。
お話を伺ってみると、高校生の頃に部活動の厳しい練習がきっかけとなり、今の腰痛を発症してしまわれたそうです。
当時、病院で精密検査を行なったところ、下された診断は腰椎分離症(ようついぶんりしょう)。
それからは突然コルセットの着用を余儀なくされ、これまでの生活も一変。
頑張っていた部活動も辞め、日常生活の何気ない動作まで上手くできなくなり、当時はまだ高校生であったことから随分と落ち込まれたそうです。
病院では治療法の選択肢に手術があったものの、Sさん自身が手術だけは避けたかったこともあり見送られたとのことでした。
それからはなんとか時間をかけてコルセットを外せる状態にまではなったものの、依然として付きまとう腰痛に嫌気がさしていたそうです。
症状は一向に好転する気配がなく、もう腰痛を抱えながら生活していくしかないと諦めておられたとのこと。
そんな時に、元々当院で治療を受けておられたSさんのお母様からの勧めもあり、今回のご相談に至ったのでした。
そこで、当院ではSさんのお体の状態を細かく検査し、さっそく腰痛治療を開始。
Sさんにはこれまで、1〜2ヶ月の間に5回ほどの通院をしていただきました。
すると、あれだけ悩んでいた腰痛が徐々に軽減され始め、先日お越しになられた際は、
「久しぶりに1ヶ月間、平和に過ごせました」
といったお喜びの声を頂戴することができたのです。
実はその際、Sさんには治療だけでなく、あることについても合わせて取り組んでいただけるようお願いをしました。
その取り組みのおかげで、つらい腰痛を改善できたといっても過言ではありません。
では、そのあることとは一体どのような取り組みだったのか?
この度のブログへ詳しくまとめさせていただきました。
もし現在、つらい腰痛でお悩みでしたら、きっとお役に立てる内容となっております。
お時間の許す時に、ぜひ最後までご覧になってみてください。
ひどい腰痛を改善するための重要なポイント
人の体を健康な状態で維持するためには、血の巡りがとても大切です。
人はもとより、心臓から出た血液を全身の隅々にまで行き渡らせ、最終的にまた心臓へと還すといった仕組みが備わっています。
その血液の中には、食事や呼吸から得た栄養や酸素が豊富に含まれており、これらが源となって脳や内臓・筋肉などを活動させることができているのです。
そして、腰痛を改善する上でもこのような仕組みはとても重要になります。
実は当院で診させていただく腰痛患者さんの多くは、腰に関連する筋肉がカチカチに硬くなってしまっている状態の方ばかりでした。
これは硬くなった筋肉がホースを曲げた時のように血の巡りを妨げ、栄養や酸素が十分に行き届かなくなることから起きてしまいます。
また、そのような状態が長く続くと血の巡りはさらに悪くなり、新鮮な血液が供給されなくなることからつらい腰痛を起こしやすくなってしまうのです。
例えば、川も水の流れがスムーズなところは常に新しい水が運ばれてくるため、とても綺麗な状態で維持できるかと思います。
ところが、その綺麗な川も流れが遮られてしまうと、水の流れは乏しくなり川も淀んでいくことで環境は徐々に悪くなってしまいます。
これと同じように人も血の巡りがスムーズでなければ、うまく栄養や酸素を運べなくなることから腰痛といった体の不調へと繋がりやすくなってしまうのです。
酸素不足による腰痛の原因はスマホ?
では、その血の巡りを妨げる要因としては、どのようなことが考えられるのでしょうか?
当院でよくお聞きする一つの理由としては、今や生活の一部でもあるスマホ操作やパソコン作業などが挙げられます。
一日の中で大きな割合を占めるスマホやパソコンの操作時間。
総務省が実施した情報通信メディアに関する調査では、年々ネットの利用時間は増加傾向であると言われています。
また、特に10代〜30代に限っては、全体の平均を大幅に超えている状況です。
このように、スマホやパソコンは今や生活を送る上で切り離せないものとなっています。
そして、長時間の使用を続けていると画面へ集中するがあまり、気付けば顎を前へ出すような姿勢を取りやすくなります。
すると、人は猫背のように背中を丸め、それに伴い呼吸も浅くなることから体は酸素不足になりがちです。
その結果、体は知らずしらずのうちに酸欠状態へと陥り、筋肉の疲労によって今回のような腰痛を起こしやすくなってしまうのです。
腰痛を改善する鍵は睡眠の質にあった
他にも最近になって増えていることが、睡眠の質の低下が原因となる場合です。
人にとって睡眠はとても重要で、一日を通して脳に溜まった老廃物のリセットや体の疲労回復など、全身をメンテナンスするような役割があります。
ところが、この仕組みに悪い影響を与えてしまう一つの習慣が、就寝前に暗い部屋でスマホを操作することです。
実は就寝前に暗い部屋でスマホを操作すると、脳は休まるどころかさらに活発に働こうとしてしまいます。
スマホから出る光はブルーライトとも言われ、朝日を浴びた時のような刺激と似ています。
そのような刺激が本来は脳の休まるタイミングに入ると、脳は「昼間だ」と錯覚を起こし睡眠の質を低下させてしまうのです。
すると、血液に含まれている栄養や酸素は脳の活動でさらに消費し、体はガス欠状態へと陥りやすくなってしまいます。
実際にSさんへお話を伺ってみると、就寝前は必ずと言っていいほど暗い部屋でスマホを見ているとのことでした。
ですので、就寝前のスマホ操作は脳や体への負担となり疲労を蓄積させることから、結果的に腰痛を悪化させてしまっていたのです。
長年のひどい腰痛を克服するために20代男性患者さんが取り組んだこと
では、最後にSさんへ取り組んでいただいた内容についてご紹介させていただきます。
その方法としては、どれも簡単に取り組める内容のものばかりです。
もしSさんのような腰痛でお悩みでしたら、とても効果的な方法となります。
ぜひお時間のある時に、お試しいただけましたら幸いです。
①同じ姿勢が続く時は背伸びを行う
仕事やプライベートでスマホ操作やパソコン作業を長時間していると、気付かぬうちに姿勢は崩れ猫背になりやすくなります。
ですので、そうなる前に一度背伸びをすることで、姿勢をリセットしてあげることがおすすめです。
それにより、筋肉が硬まることを防ぎ、血の巡りもスムーズにしてくれる効果が期待できます。
背伸びを行うタイミングとしては、30分〜1時間以上同じ姿勢が続く場合は行うようにしてみてください。
これだけでも十分な腰痛予防の効果が期待できますので、ぜひ日頃の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
②大の字で横になり深呼吸
そして、次にお伝えさせていただいたことが、大の字で深呼吸を行うといったことです。
先ほどのように猫背姿勢は呼吸を浅くし、酸素を十分に取り込めなくなることから腰痛を起こしやすくなります。
ですので、まずは大の字で横になりながら胸の開きやすい姿勢を作り、大きく深呼吸をすることで酸素をしっかりと体内へ取り込んでいきます。
これだけで、1日の中で不足しがちな酸素をしっかりと補うことができるためおすすめです。
目安としては、起床時や就寝前などに各3回ずつ行うと良いかと思います。
手軽に取り組める方法ですので、もしお困りの際はぜひ一度お試しください。
③就寝前はスマホの操作を控える
就寝前のスマホ操作は睡眠の質を下げ、腰痛を起こす原因となってしまう場合があります。
ですので、Sさんには就寝前のスマホ操作を極力控えていただきました。
それにより脳への負荷が少なくなることで、正常な働きを取り戻せるようになります。
とはいえ、急にスマホの操作を控えろと言われても、難しいと思われる方もおられるかもしれません。
まずは就寝前の操作時間を減らしたり、寝室へ入る際にはスマホを持ち込まないなど、可能な範囲から少しずつ変えていかれることをおすすめします。
抱えていくしかないと諦めていた腰痛を改善した20代男性患者さんの声
Sさんにはご紹介させていただいた取り組みに加え、固まっている筋肉や関節が柔軟になる整体治療を継続して受けていただきました。
すると、その甲斐もあってか今では長年お悩みだった腰痛も大幅に軽減し、最近では趣味のバイクを楽しまれているとのご報告までいただくことができました。
また、来院当初と比べ随分と顔つきも良くなり、こちらとしてもそのような姿を見れて嬉しい限りです。
現在はご本人の希望もあり、お体のメンテナンスとして月に一回ほどのペースで来院なさっています。
これからもお体を良い状態で維持していただけるよう、精一杯サポートさせていただきたいと思います。
最後にSさんからいただいたご感想を、下記へまとめてさせていただきました。
現在、つらい腰痛でお困りの方の励みになりましたら幸いです。
親に勧められて受診しました。
腰椎分離症と腰のヘルニアで悩んでおり、一生痛みを抱えていかなければならないと思っていましたが、通い始めてから痛みに悩まされることが格段に減りました。
体が悪くなっている原因の部分をしっかり治療してくれるので助かっています。
今後もよろしくお願いします。
【20代 男性 S様 尼崎市在住】
ひどい腰痛が改善しないとお困りの方はお早めにご相談ください
この度は長年つらい腰痛でお悩みだった男性患者さんの改善例をもとに、腰痛に効果的な方法をいくつかご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいた方法を取り組んでいただくことで、今お悩みである腰痛を解決するきっかけになるかもしれません。
ですが、取り組んでみたものの一向に腰痛が改善されないといった場合は、他にも原因が潜んでいる可能性があります。
そのようなときはお一人で不安を抱え込まず、まずは一度当院までお早めにご相談ください。
この度のご紹介させていただいた内容が、少しでもつらい腰痛でお悩みの方のお役に立てましたら幸いです。
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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】