「肩こりでマッサージをしてみてもなかなか良くならない」
「即効性のある肩こり解消法があれば知りたい」
このようなことでお悩みではありませんか?
マッサージをしても肩こりが解消されない時はどうすればいい?
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
当院には肩こりでお悩みの患者さんが多く来院なさっています。
その際、お越しいただく患者さんの中には、
「肩こりがひどくていくらマッサージをしても良くならない」
といったお声をよくお聞きすることがあります。
先日、肩こりでお越しになられた患者さんも、日頃から肩をマッサージするも一向に楽にならないとお悩みのようでした。
肩こりはひどくなると、仕事にも集中できず困ってしまいますよね。
特にパソコン作業や事務作業など、デスクワークやテレワークが中心となっている方は肩こりを感じやすい傾向にあります。
オムロンヘルスケア株式会社が20代〜50代の男女1000人に実施した「テレワークとなった働き世代へ緊急アンケート」といった調査では、
オムロンヘルスケア株式会社「テレワークとなった働き世代へ緊急アンケート」より引用
”テレワーク開始後、31%の人が身体の不調を感じている。
身体に不調を感じていると答えた方の主な不調は「肩こり」「精神的なストレス」「腰痛」でした。次に「姿勢が悪くなる」、「目の疲れ」が続き、これら5つの不調はいずれも50%以上の方が感じていました。”
といったように書かれてあります。
このようにデスクワークやテレワークといった仕事は、肩こりを起こすきっかけとなってしまうことがあります。
では、デスクワークやテレワークが肩こりを起こしてしまう原因とはいったい何なのでしょうか?
また、今回のようにいくらマッサージをしても肩こりが解消されない時は、いったいどうすれば良いのでしょうか?
この度のブログでは、そのような肩こりについてのお悩みを解決するため、肩こりを起こしてしまう原因や簡単で即効性のある解消法をご紹介させていただきました。
もし同じような肩こりでお悩みの際は、きっとお役に立てる内容となっております。
お時間のあるときにぜひ最後までご覧いただき、日頃の生活でご活用いただけましたら幸いです。
肩こりにいくらマッサージをしても良くならないのはなぜ?
突然ですが、人は血の中に含まれる「栄養」や「酸素」を使って健康な状態を維持しています。
例えば、車はガソリンを補給することで走ることができるかと思います。
人もこれと同じで、食事や呼吸から得た「栄養」や「酸素」を使うことで筋肉を柔軟に保つことができています。
その際、車はガソリンを燃焼させて走るためのエネルギーを作り出すように、人も「酸素」によって「栄養」を燃焼させて筋肉を柔軟に動かすためのエネルギーを作り出します。
ところが、何らかのきっかけにより、この「酸素」を体内へうまく取り込めなくなると肩こりを起こしやすくなってしまいます。
よくデスクワークやテレワークを行う際、下の写真のような姿勢で作業している方を見かけたことはありませんか?
実はこのような猫背姿勢や巻き肩は、肩こりを起こしやすい傾向にあります。
猫背姿勢や巻き肩は、胸まわりや腕・お腹などの筋肉を縮めるような形を取りやすく、胸を伸ばすことが苦手になってしまいます。
すると、徐々に「呼吸」は浅くなることで「酸素」を取り込める量も減ってしまいます。
それにより、体は知らず知らずのうちに酸素不足となり、最終的にはガス欠状態となることで肩こりを引き起こしてしまいます。
ですので、今回のような肩こりを解消するためには、「呼吸」を改善させることが重要だったのです。
肩こりなのに腕のストレッチ?即効性のある簡単な解消法
では、さっそくそのような場合におすすめする、肩こり解消法をご紹介させていただきます。
今回、ご紹介させていただく解消法は「腕のストレッチ」になります。
「え、肩こりなのに腕?」と思われるかもしれません。
実は人の筋肉の多くは、電車の連結部分のようにつながっている状態にあります。
手首〜腕〜肩の筋肉についても同じことが言えます。
そのため手首や腕の筋肉が固くなると、肩の筋肉が引っ張られることで肩への負担も大きくなってしまうのです。
猫背や巻き肩を起こしてしまうのも、こういったことが一つの原因として考えられます。
ですので、腕のストレッチを行なっていただくことで肩への負担を軽減し、姿勢を改善していくことができます。
その結果、「呼吸」もうまくできるようになり、「酸素」を十分に取り込めるようになることから肩こりを解消することが可能となります。
肩こりに効果的な腕のストレッチ法
方法としては、まず肩こりを感じている側の腕を前へ出していただきます。
次に、手のひらを天井側へ向け、写真のように右手で左の指全体に引っかけ伸ばして行きます。
この時、肘は伸ばしたまま手首を曲げるように行なってみてください。
すると、手首から腕にかけてストレッチがかかってくるかと思います。
これだけでも十分に筋肉は伸びるのですが、その状態から少しだけ下の写真のように左腕を外側へ捻るようにします。
そうすることで、さらにストレッチがかかりより効果的です。
ストレッチをかけた状態のままキープし、深呼吸を3回していただいたら終了となります。
もしあまりストレッチがかからないと感じられた際は、少しだけ腕の位置を上げて行なっていただくとストレッチがかかりやすくなると思います。
このストレッチを左右合わせて1セットとし、仕事の休憩中や仕事終わりなどに取り組んでみられることをおすすめします。
日頃から行なっていただくことで呼吸がしやすくなり、肩こり解消や予防にも効果を発揮してくれます。
肩こりでお悩みの際は、ぜひ一度お試しください。
肩こり治療を受けられた患者さんのお声
当院へお越しいただいている肩こりでお悩みだった患者さんのお声を、一部ご紹介させていただきます。
現在、肩こりでお悩みの方のご参考となりましたら幸いです。
Q.何がきっかけで当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
友人の紹介
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
肩こり、むくみ、全身の疲れ
Q.実際に受診されて良かったことは何ですか?
身体をボキボキされる訳でもないのに、いたみがひくのにびっくりしました。
固かった関節が触れた次に、さっきより柔らかくなっていて感動ものでした。
先生のお話も楽しかったです。
【42歳 女性 J.N様 尼崎市在住 事務職】
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度は、マッサージをしても肩こりが良くならない時の解消法についてブログを書かせていただきました。
まとめとしまして、
・肩こり解消には十分な「酸素」が必要なため「呼吸」が大切
・腕のストレッチを行うことで呼吸がしやすくなり肩こりを解消できる
といった内容をご紹介させていただきました。
ご紹介させていただいた内容が、少しでもお困りの方のお役に立てましたら嬉しく思います。
ですが、この度の解消法を取り組んでみても一向に肩こりが解消されないときは、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、お早めに当院までご相談ください。
ご相談方法としましては、下記の”公式LINEからのメッセージ”あるいは”直接のお電話”にて承っております。
まずは一度、お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。
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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】