「お腹が冷えると決まって下痢を起こす」
「冷房で体が冷えるとなぜかお腹の調子が悪くなる」
今の時期、このようなお腹の不調でお悩みではありませんか?
冷えが原因で下痢が続く時の効果的な解決策
こんにちは。
兵庫県尼崎市南塚口町にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
毎日暑い日が続き、そろそろ嫌気がさしている方もおられるのではないでしょうか?
ここまで暑いと、冷房の効いた部屋で涼みながら、冷たい飲み物やアイスでも食べていたいですよね。
そんな暑い時に欠かせない冷房や冷たい飲み物ですが、過度に摂り過ぎるとお腹の不調につながってしまうことも。
当院でもこの時期になると、
「冷たいものを飲んでからお腹を下しやすい」
「エアコンにあたりすぎて冷えたせいか、お腹の調子が悪い」
など、お腹の不調を訴える方が増える傾向にあります。
今回はそのような冷えが原因で起こるお腹の不調について、解決するための内容をブログへまとめてさせていただきました。
もしそのようなことでお悩みでしたら、この度ブログがきっとお役に立てると考えております。
ぜひお時間のある時に、最後までご覧になってみてください。
夏は冷えやすいって本当?冷えによる下痢を避けるための基礎知識
夏は冷房の効いた部屋で過ごしたり、冷たいものを摂る機会が増えることから、必然的にお腹が冷えやすい傾向にあります。
人は内臓が過度に冷えると血の巡りが悪くなり、下痢などの不調を起こしやすくなります。
例えば、極端な寒い朝にエンジンのかかりにくくなってしまった車を想像してみてください。
通常時と比べ、うまく車が動き出すまで少し時間がかかってしまいますよね。
これと似ていて、人も体が冷えると胃や腸の働きが鈍くなり、本来問題なくできていた消化吸収がうまく機能しなくなってしまうのです。
そして、人には常に体温を一定に保とうとする機能が備わっています。
その際、一番に働いてくれるのが「自律神経」という機能です。
自律神経は人の生命維持に必要なさまざまな機能を、安定した状態で維持してくれる自動制御装置のようなものです。
ところが、過度な冷えに襲われると、体は体温を維持するために自律神経を常時フル稼働させてしまいます。
すると、スマホに負荷をかけ続けると動きが遅くなってしまうように、人の体もさまざまな機能に支障を及ぼすことに。
また、この自律神経は血管との関わりも深く、血の巡りにまで影響が出ることでさらに内臓の働きは悪くなってしまいます。
その結果、下痢といったお腹の不調を起こしてしまうのです。
冷えで下痢を起こしてしまった時の効果的な治し方
では、冷えによる下痢を防ぐためには、いったいどのような方法が効果的なのでしょうか?
今回は日常生活の中で取り入れやすい、簡単な対策方法を下記へまとめました。
①体が冷えないための工夫をする
人は冷えを感じると、本能的にまず内臓から守ろうとします。
そのため、手足には冷えを感じやすくなり、場合によっては冷え性を起こしてしまうこともあります。
その結果、より全身の血の巡りが悪くなり、お腹の不調を長引かせてしまう原因にもなりかねません。
冷房の効いた部屋では、カーディガンや腹巻き・ひざ掛けなどを活用して、冷気や冷風が直に当たらない工夫をしましょう。
それだけでも、十分な冷え予防につながります。
②冷たい飲みもの・食べものは控えめに
冷たいアイスや氷がたっぷり入った飲みものなど、この暑い季節は無性に欲しくなりますよね。
ですが、「冷たいものを摂り過ぎたせいでお腹を下し後悔した」なんて経験、皆さんも一度ぐらいはしたことがあるのではないでしょうか?
でもこんな暑い季節に、温かいものなんて中々の苦行に感じるかもしれません。
できれば常温程度が理想ではありますが、せめて氷は控えて冷蔵庫から取り出したときぐらいの温度までに留めておくことが好ましいです。
また、がぶ飲みを控え、一度口に含んでからゆっくり飲むだけでもお腹への負担は軽くなります。
もしお腹の不調が続く時は、こういったことから見直してみるのもおすすめです。
③軽い運動で血の巡りを促す
体が冷えると血の巡りが悪くなり、お腹の不調を起こしやすくなります。
もし涼しい環境下でデスクワークなどを長時間なさる場合は、背伸びをしたり軽く歩いたりと、定期的に体を動かしてみましょう。
それだけで血の巡りが促され、リラックス効果も期待できます。
1時間に一回を目安にし、毎日実践することで習慣づけてみてください。
冷えによって下痢などの不調が続くときは当院までご相談ください
この度は、冷えによって下痢が起きる原因や対策方法についてご紹介させていただきました。
夏は冷房や飲み物などで知らないうちに体が冷えやすく、お腹の不調に悩む方が増える時期でもあります。
今回ご紹介した方法を取り入れていただくことで、少しでも快適に過ごしていただければと考えております。
しかし、実践してみても下痢がなかなか治まらない場合は、他の原因が関係しているかもしれません。
その際は、一度最寄りの医療機関へご相談なさってみてください。
他にも整体や鍼灸など、体を整えることでもお腹の不調を解消できる可能性があります。
もしお困りでしたら、一度当院までご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度の内容が、少しでも冷えによるお腹の不調でお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】