腰痛

腰痛を和らげるクッションやタオルを使った正しい寝方

「寝方のせいか朝起きると腰痛がする」

「腰痛を抑える正しい寝方があれば知りたい」

 

腰痛でお悩みの患者さんから、正しい寝方についてご質問をいただきました。

 

使うのはクッションやタオルだけ?腰痛を和らげる正しい寝方をご紹介

こんにちは。

兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。

先日、腰痛でお悩みの患者さんから、

 

「寝方が悪いのか、朝起きると腰が痛くて…」

 

といったご相談をいただきました。

一日のはじまりから、腰痛に悩まされるとなんだか憂鬱になりますよね。

私も過去に腰痛で悩まされた時期があり、当時は同じような悩みを抱えていました。

中には、ひどくなると立てないほどのきつい腰痛を起こしてしまう方までおられます。

ですが、そんな腰痛も寝方を工夫さえすれば緩和できるかもしれません。

そこでこの度のブログでは、腰痛を起こしてしまう原因を解説するとともに、クッションやタオルを使った正しい寝方についてもご紹介させていただきました。

もし腰痛に関する同じようなお悩みをお持ちでしたら、きっとお役に立てる内容となっております。

ぜひ最後までご覧になってみてください。

 

寝方によって腰痛が起きてしまう人の特徴とは?

まず腰痛が起きてしまう原因の一つとして、血の巡りによるものがあります。

人は血液に含まれる栄養や酸素を全身へ巡らせることによって、筋肉を回復し柔軟性を維持しています。

例えば、自転車もオイルがしっかりと行き届いていれば、スムーズな乗り心地になるかと思います。

ですが、長年放置した自転車やメンテナンスの行き届いていない自転車などは、錆びついてしまい動きも鈍くなってしまいませんか?

これと似ていて、人も長時間同じ姿勢や疲れを溜め込んだままの状態が続くと、筋肉や関節などは硬くなり、スムーズに動かすことができなくなってしまうのです。 

実際に当院へご相談いただく患者さんも、毎日7〜8時間のデスクワークや車での出張が多い方など、長時間の同じ姿勢をとることが多いという特徴がありました。

そのような状態のまま横になると、筋肉の柔軟性が落ちていることから、腰には直接的な負荷がかかってしまいます。

その結果、朝まで腰への負荷がかかり続け、起床時のつらい腰痛を起こしてしまうのです。

 

 

腰痛に効果的なクッションやタオルを使った正しい寝方をご紹介

今回はそのような腰痛でお困りの方に、おすすめの寝方をご紹介します。

寝方としては仰向けや横向き、人によってはうつ伏せで寝られるという方もおられるかもしれません。

それぞれの寝方ついて、下記へまとめました。

 

①仰向けで寝る場合

仰向けで寝る場合は、膝下にクッションを入れてあげることがおすすめです。

膝下にクッションを入れることで膝を軽く曲げた姿勢となり、骨盤まで伸びる太ももの筋肉が緩み、腰痛を緩和してくれる効果が期待できます。

クッションがない時は、丸めた大きめのバスタオルでも結構です。

とても簡単にできますので、ぜひ一度試してみてください。

 

②横向きで寝る場合

横向きで寝た場合、脚が内側へ下がってしまうことから体の歪みにつながり、腰痛を起こしてしまう可能性があります。

膝と膝の間にクッションを挟むだけで歪みを抑え、簡単に腰痛の予防効果が期待できます。

また、もし腰痛が左右どちらかにある場合は、痛みのない方を下にして寝られるのがおすすめです。

ぜひお試しください。

 

③うつ伏せで寝る場合

時々、うつ伏せでないと眠れないという方もおられます。

そのような時は、下腹あたりにバスタオルなどを折りたたんで入れてみてください。

クッション替わりとなり、腰の反り過ぎを抑えてくれます。

もしどうしてもうつ伏せになってしまう時は、この方法を実践してみてください。

 

長年の腰痛で寝るのもつらかった患者さんの喜びの声

最後に、腰痛でお悩みだった患者さんのお声をご紹介させていただきます。

この度の患者さんは長年の腰痛にお困りで、ひどい時は眠れない日もあったそうです。

治療期間としては、2ヶ月の間に6回ほど通院していただきました。

それからはつらかった腰痛が随分と緩和され、今では症状も落ち着いたことから、月に1回ほどのメンテナンスでお体の良い状態を維持しておられます。

この度のお声が、少しでも腰痛でお困りの方にとって励みになれば幸いです。

下記にいただいた声をまとめておりますので、ぜひご覧ください。

長いあいだ、腰痛に悩まされていましたが、通院してから、だいぶ緩和されてきました。

先生の優しい説明もあり、助かっています。

 

【60代 男性 Y様 尼崎市在住】

 

正しい寝方をしても腰痛が良くならない時は当院までご相談ください

この度は、腰痛を起こしてしまう原因や、腰痛に効果的な正しい寝方についてご紹介させていただきました。

ご紹介させていただいた方法を実践いただくことで、腰痛を和らげることができるかもしれません。

ですが、あくまで腰へ負担のかかりにくい寝方となりますので、つらい腰痛でお悩みの際は、一度専門の医療機関で診ていただくことをおすすめします。

もちろん当院でもご相談や施術を承っております。

もし腰痛でお困りの際は、一度ご相談いただければ幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度の内容が、少しでも腰痛を抱えている方のお役に立てれば嬉しく思います。

 

【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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