腰痛

座っていると右側だけに腰痛が起きてしまう時の原因から考えた治し方

「長時間座っていると、右側にだけ腰痛が起こる」

「右側の腰痛が気になって、じっとしていられない」

 

このようなお悩みをお聞きすることがありました。

 

なぜ右側だけに腰痛が?原因から考えた有効な治し方をご紹介

こんにちは。

兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。

以前、腰痛でお悩みだった女性患者さん(以下「Fさん」という)からご相談をいただく機会がありました。

Fさんは主に、デスクワークを中心としたお仕事をなさっておられます。

詳しくお話を伺ってみると、

 

「なぜかいつも右側だけに腰痛が起きるんです」

 

といったことでお困りのようでした。

Fさんは仕事柄、常に腰痛には悩まされていたそうで、これまでもなんとかしようと定期的に鍼灸整骨院へ通っておられたそうです。

ところが、マッサージやストレッチをしてもらうとその時は楽になるものの、自宅へ帰るとまた腰痛が起きてしまっていたとのこと。

そして、なぜかいつも右側だけに腰痛を感じるため、なにか怖い病気なのではないかと不安に思われることもあったそうです。

そんなある日、知人との何気ない会話の最中に偶然にも当院のことを知り、今回の来院に繋がったのでした。

この度のブログでは、そんなFさんの症例を元に、右側だけに腰痛が起きてしまう時の原因や解消法をご紹介させていただきました。

もし同じような腰痛でお困りの方がおられましたら、この度の内容がお役に立てると考えております。

お時間のある時に、ぜひご覧になっていただければ幸いです。

 

腰痛が右側だけに起きてしまう原因と解決するためのポイント

さっそくFさんのお体を検査させていただくと、特に腰や股関節などの動きがカチカチに硬くなっている状態でした。

また、左右差を比べた際、明らかに右側だけ動きが少なくなっている状況だったのです。

突然ですが、人は血液に含まれる酸素や栄養によって、体の筋肉や内臓などの機能を維持できています。

花も水や栄養を隅々にまで行き渡らせるように、人もこの酸素や栄養が常に全身へ行き届くことで良い状態を保つことができているのです。

ところが、関節や筋肉が硬くなると、血液はスムーズに流れなくなってしまいます。

例えるなら、水の出るホースを折り曲げた時の状況と似ているかも知れません。

ホースを曲げると水の出が悪くなるように、筋肉も硬くなってしまうと血管を押さえつけ、血の巡りが阻害されてしまうのです。

すると、血の巡りが悪くなることで、筋肉や関節の動きはさらに硬くなってしまい、悪循環に陥ってしまいます。

特に、仕事柄座りっぱなしが多かったFさんは、腰や股関節などへの負荷は通常よりも大きくなりがちです。

そのような状態が長年続いた結果、蓄積した疲労が腰痛として現れてしまっていたのです。

 

ストレッチよりも効果的な右側だけに起こる腰痛の治し方

よく腰痛の解消法として、ストレッチをするといった声をお聞きします。

ですが、お仕事で疲れて帰ってきた中、ストレッチは億劫に感じてしまう方もおられるかもしれません。

ですので、今回は日頃の生活に取り入れやすい、とても簡単な方法をご紹介させていただきました。

これは、実際にFさんにも実践いただいた方法です。

もし腰痛でお困りでしたら、ぜひ一度お試しください。

 

①お腹を伸ばすように背伸びをする

まず一つ目が、お腹を伸ばすように背伸びを行うといったことです。

長時間のデスクワークなどで座りっぱなしになると、腰痛と関係の深い股関節やお腹付近の筋肉は縮み硬くなる傾向にあります。

例えば、風船も膨らんでいると適度な張りで綺麗な形を維持できますが、縮むとへたってしまい形を保てなくなります。

これと同じで、股関節やお腹付近の筋肉が硬くなると、腰が丸くなり腰痛のきっかけになりかねません。

ですので、ただ背伸びをするだけでなく、お腹も一緒に伸ばすことを意識しながら背伸びを行なってみてください。

それだけで腰痛を軽減する効果が期待できます。

 

②大の字で横になり深呼吸をする

次にご紹介するのは、大の字で深呼吸を行うことです。

深呼吸によって、回復に必要な酸素を補うことができます。

そして、大の字で横になることで、胸が開きやすくなることから取り込める酸素の量も増えます。

また、深呼吸はリラックス効果も期待できるため、疲労を取り除くにはうってつけの解消法です。

 

③1時間に一回は座り直しをする

最後にご紹介するのは、仕事で同じ姿勢が続く際、1時間に一回は座り直しをすることです。

人は座ったばかりの時はある程度の姿勢を維持できますが、時間が経つにつれて前後左右へと傾きが出てしまいます。

結果的に腰が丸くなり、腰痛を起こしてしまうことに繋がってしまうのです。

ですので、そんな時は1時間に一回を目安に座り直しをすることで、偏った姿勢をリセットできます。

とても簡単な方法ですので、ぜひ一度お試しになってみてください。

今回は3つほどご紹介させていただきましたが、全てを一遍にできなくても構いません。

日常の中で、取り入れやすいものから一つずつ実践してみてください。

そうすることで習慣となり、腰痛の起こりにくい体を作っていただけると考えております。

腰痛でお困りの際は、ぜひ取り組んでいただければ幸いです。

 

右側だけにあった腰痛が嘘のように無くなった女性患者さんの喜びの声

今回お悩みだったFさんには、硬くなった腰や股関節の動きを柔軟にする施術に加え、今回ご紹介した方法も合わせて取り組んでいただきました。

すると、施術の回数を重ねるごとに腰痛は緩和され、今ではほとんど腰痛が気にならなくなるほどにまで回復なさっておられます。

治療期間としては、2ヶ月の間に5回ほど通院していただきました。

そして、現在は症状も落ち着いたことから、月に一回のメンテナンスのみでお体の良い状態を維持なさっておられます。

最後に、Fさんから実際にいただいたお声をご紹介します。

現在つらい腰痛でお悩みの方にとって、少しでも励みになれば幸いです。

詳細は下記にまとめております。

腰痛がひどく、整形外科や他の鍼灸整骨院に通っていましたが、改善せずにいた所、知人からこちらを紹介して頂きました。

とても丁寧に施術してくださり、通うごとに痛みが無くなっていくのが実感できます。

あんなに痛みに悩んでたのが今では嘘のようです。

また先生のお人柄もよく、丁寧に説明して頂けるのでとても安心です。

これからも定期的に通わせて頂きたいと思っています。

 

【40代 女性 F様 尼崎市在住】

 

一向に良くならない腰痛でお困りの際は当院までご相談ください

この度は、右側だけに起きる腰痛の原因や解消法についてご紹介させていただきました。

ご紹介した方法を続けて実践いただくことで、つらい腰痛を解決できる可能性があります。

ですが、それでも一向に腰痛が良くならないといった際は、他にも原因が考えられるかもしれません。

そのような時は、一度当院までご相談ください。

今あるお悩みを解決できるよう、全力でサポートさせていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度のブログが、少しでも腰痛でお困りの方のお役に立てれば幸いです。

 

【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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