「膝の痛みを治すことができて本当に助かりました」
「歩けるようになって良かったです」
膝の痛みでお困りだった女性患者さんより、お喜びの声を頂戴しました。
湿布薬でも効かない内側の膝の痛みに悩まされていた女性患者さん
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
先日、膝の痛みでお悩みだった女性患者さん(以下、Mさん)から、
「膝の痛みが和らいで、随分と歩けるようになりました」
という嬉しいご報告をいただきました。
この度ご相談いただいたMさんは、日頃から友人達との旅行や登山などを楽しんでおられました。
ですが、そんなある日の旅行からの帰り道、突然膝の違和感を感じるようになられたそうです。
はじめは病院で処方された湿布薬を貼ってみるものの、なかなか良くなる兆しが見られなかったとのこと。
少しずつ膝の具合も悪くなり、それからは楽しみにしていた旅行や登山も膝の痛みのせいで疎遠になってしまわれたそうです。
ところが、そんなMさんも今では随分と膝の痛みが軽快し、先日は久しぶりに旅行へ行ってきたとのご報告をくださいました。
とても楽しそうに話す姿を見ることができ、こちらとしても本当に嬉しく思います。
では、Mさんはどのようにしてつらい膝の痛みを克服し、再び趣味を楽しめるまでに回復なさったのか?
この度のブログへ詳しくまとめさせていただきました。
現在このブログをご覧になられている方は、Mさんと同じようなお悩みを抱えておられるかもしれません。
もしそうでしたら、きっとお役に立てる内容となっております。
ぜひお時間のある時に、最後までご覧になってみてください。
膝の内側が歩くと痛む原因は歩きすぎ?体重?本当の理由とは?
突然ですが、そもそも膝の痛みが起こる原因とはいったい何なのでしょうか?
Mさんは「登山での歩きすぎが原因かな?」「体重を落とした方が良いのかな?」など、さまざまな理由を考えたそうです。
また、当院へ膝の痛みでご相談いただく患者さんからは、
「膝の軟骨がすり減ってるからもう仕方がない…」
といった声をよくお聞きすることがあります。
Mさんにもお話をお聞きしていると、過去に病院での検査でそのような指摘をされた経験があることを教えてくださったのです。
そこで、本当に軟骨のすり減りが膝の痛みの原因になるのかが気になり、医学的な論文を調べてみたところ、そこには下記のような事実が書かれていました。
変形性関節症はなぜ痛いのか? より引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/27/1/27_19-0018/_pdf/-char/ja
”関節軟骨は無神経野だが、関節内には、滑膜組織や半月板外縁などに多くの神経終末が存在する”
つまり、今回の「関節の軟骨」と言われている部分には、痛みを感じる神経は通っていないということです。
そして、今回のMさんのようなケースでは、関節を包む袋や関節まわりにつく筋肉などの硬さが膝の痛みの原因になると書かれてありました。
実際にMさんのお体を検査させていただいた際も、膝まわりの筋肉はカチカチに硬くなっていたのです。
さらには、その膝を支える股関節や足首までも硬くなり、まるで噛み合うはずの歯車がサビついて動きにくくなっているような状態でした。
その結果、脚全体のスムーズな動きが阻まれ、膝の痛みとして現れてしまったのだと考えられます。
膝の痛みの治し方を知りたい!湿布薬が効かない時の効果的な対処法
では、Mさんにもお伝えした膝の痛みにおすすめの対処法をご紹介させていただきます。
どれもとても簡単にできるものばかりですので、ぜひ一度取り組んでみてください。
①両足をまっすぐに揃える
まず一つ目が、なるべく両足をまっすぐに揃えていただくといったことです。
立ち姿勢や座っている時の姿勢などで、
・知らぬうちに片側ばかりに体重をかけてしまっていた
・無意識に脚を組んだまま長時間過ごしてしまった
などといったご経験がのある方もおられるかもしれません。
体は片側に体重をかけ続けてしまうと、それを支えるために筋肉を硬くし続けなければならなくなります。
ですので、そのような姿勢に気付いたら、「両足をまっすぐに揃える」といったことを意識してみてください。
それだけで全身の偏った負担を減らすことができます。
②体を温める
筋肉を柔軟に保つ上で、冷えは大敵です。
寒い環境では手足がかじかむように、冷えは筋肉の柔軟性を落としてしまいます。
・お風呂に浸かり全身を温める
・腰やお腹などにカイロを貼って温める
など、今のような寒い時期は、特に温めることを意識して取り組んでみてください。
特にお風呂については、40℃前後の湯船に10分ほど浸かっていただくことをおすすめします。
温度が熱すぎたり、極端な長風呂はかえって調子を崩してしまう可能性もありますので、その点にはご注意ください。
③みぞおち付近を伸ばす
日頃からみぞおち辺りを伸ばし、姿勢を正すことをおすすめします。
特に歩く際、膝の痛みを感じると意識が膝ばかりに向かいがちです。
すると、体の重心が前かがみとなり、膝への負荷が大きくなってしまいます。
ですので、なるべく姿勢が起き上がるように、みぞおち辺りを伸ばすことを心がけてみてください。
それだけで膝への負担軽減につながります。
その際、誤って腰を反らせてしまうと、かえって膝の痛みが悪化したり腰痛を起こすしてしまう可能性がありますのでお気をつけください。
内側の膝の痛みから解放された女性患者さんの声
Mさんには治療期間として、2ヶ月の間に6回ほど通院いただきました。
その際、この度ご紹介した方法も施術と合わせて取り組んでいただいたのです。
そのおかげで、早期に膝の痛みを回復できたといっても過言ではありません。
そして、現在は症状も治まったことから、月に一回ほどのペースでお体のメンテナンスへお越しいただいております。
先日お越しになられた際は、「次は登山を再開したい!」という新たな目標まで立てておられました。
新たな目標を達成できるよう、今後も精一杯サポートさせていただきます。
下記にMさんからいただいたアンケートの内容をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
このようなお声が、現在同じような症状でお困りの方の励みになれば幸いです。
Q.何が決め手で当院を受診なさいましたか?(当院を選んだ理由など)
家に近くて受診できる、歩いてこれるところを探していました。
Q.どのような症状にお悩みで受診なさいましたか?
ひざに水がたまり、階段の上り下りが大変だった。
Q.実際に受診されて良かったこと(ご感想など)をお書きください。
すごくリラックスでき、先生にいろいろ治すことが出来た。
身体の具合など本当に助かりました。
【70代 女性 M様 尼崎市在住】
膝の痛みでお悩みでしたらお早めにご相談ください
この度は、膝の内側の痛みでお悩みだった、女性患者さんの改善例を元に対処法をご紹介させていただきました。
今回ご紹介した対処法はどれも簡単なものばかりですが、やはり継続していただくことが大切です。
まずは繰り返すことで、少しずつ習慣づけてみられると良いかと思います。
ですが、繰り返し取り組んでみたにも関わらず一向に症状が治まらない時は、他の原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、一度当院までご相談ください。
当院での施術が、きっとお悩みを解決するためのお役に立てると考えております。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度の内容が、少しでも膝の痛みでお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】