「首の違和感がなくなってかなり良くなりました」
「おかげで首のこり感もほぐれました」
首の違和感でお悩みだった女性患者さんより、お喜びの声を頂戴しました。
首の痛みや違和感が治らないとお困りだった女性患者さん
こんにちは。
兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。
この度は、首の痛みや違和感でお悩みだった、女性患者さんの改善例をご紹介させていただきます。
今回お悩みだった女性患者さん(Wさん/匿名)は、以前から首の違和感が良くならずお困りだったようです。
お話を伺ってみると、数ヶ月前から首の違和感を感じ始めたそうで、最近では首を回した際の痛みで困っておられるようでした。
普段、車や仕事などで何気なく振り向いた際にきつい痛みが走り、生活を送る中でストレスに感じておられたそうです。
ご自身でも運動やトレーニングなど、さまざまな方法を実践してみたものの、あまり大きな変化を感じられなかったとのこと。
そこで、知人からの紹介で当院のことを知り来院くださったのです。
これまでWさんには、2ヶ月の間に6回ほどの通院をしていただきました。
すると、何をしても良くならなかった首の痛みや違和感が、随分と軽減されていったのです。
実はその際、Wさんには施術と合わせて、あることについも一緒に取り組んでいただきました。
その取り組みによって、首の痛みや違和感が良くなったといっても過言ではありません。
では、そのあることとはいったいどのような方法だったのか?
この度のブログへ詳しくまとめさせていただきました。
もし同じようなお体の不調でお困りの際は、きっとお役に立てる内容となっております。
お時間のある時に、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
首の痛みや違和感が治らなかった原因とは?姿勢や呼吸との関係性
Wさんへお仕事について伺うと、毎日パソコン作業をなさっていることを教えてくださいました。
当院にはWさんのように、パソコンを扱うお仕事をさなさっている方がたくさんおられます。
そして、そのほとんどの方が肩こりの症状を訴えられるのです。
実際にそのような悩みを抱える方々のお体を検査してみると、ある共通点があることに気がつきました。
今回お悩みだったWさんも、同じような状態が見受けられたのです。
では、その共通点とはいったいどのようなことだったのでしょうか?
頭を前へ突き出す姿勢
パソコン作業はどうしても座ったままの姿勢が続きやすい傾向にあります。
よく上の写真のような方を、一度は見かけたことがあるかもしれません。
このような場合、猫背姿勢により随分と頭の位置が前へ移動するため、それを支える首の筋肉はカチカチに硬くなってしまいます。
例えば、ボーリングの球も体から遠い位置で持つと、腕がパンパンに張って疲れてしまわないでしょうか?
これと同じで、頭もボーリングの球ほどの重さがあると言われており、それを支える首の筋肉は疲労を溜め込みやすくなってしまいます。
すると、徐々に硬くなることで、Wさんのような首の痛みや違和感へ繋がってしまうのです。
呼吸が浅い状態
また、猫背姿勢になると、胸が開けなくなることで呼吸も浅くなりがちです。
すると、体はより疲労が取れない状況へ陥ってしまうことに。
突然ですが、人には「自律神経」という体を自動で調節してくれる、自動制御装置のような機能が備わっています。
普段何気なく呼吸や心臓の鼓動・体温調節などができているのは、この自律神経が調節してくれているおかげです。
この自律神経には、興奮した時に働く交感神経とリラックスした時に働く副交感神経の2種類があります。
そのうちの副交感神経については、多くが首まわりに集中しています。
そして、その副交感神経の中には、迷走神経という内臓へ影響を出す神経が存在します。
この迷走神経、実は無意識的に行う呼吸にも関わっているのです。
ある医学的な論文では、
精神疾患および炎症性疾患における脳腸軸の調節因子としての迷走神経 より引用
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29593576/
”迷走神経緊張はストレス反応を調節する能力と相関しており、呼吸によって影響を受ける可能性があるため、瞑想やヨガによる迷走神経緊張の増加は、回復力と気分や不安症状の緩和に寄与する可能性があります。”
といったことが書かれてあります。
つまり、呼吸は体の回復機能にも関わっているということです。
ですので、今回のように猫背姿勢により呼吸が浅くなると、体の回復能力は落ちてしまうことに。
結果的に、Wさんも体の回復が十分にできず、首の痛みや違和感が一向に治まらなかったのだと考えられます。
そのようなことから、Wさんの症状を改善するためには、呼吸機能を高めてあげる必要があったのです。
原因から考えた首が回らない時のとっておきの対策
そこで、Wさんには施術と合わせて、あるとても簡単なことを日頃から取り組んでいただきました。
それは何なのかといいますと、大きく胸を開きながら深呼吸をするといったことです。
「え、それだけ?」という声が聞こえてきそうですが、もう少しだけお付き合いください。
呼吸を意識的に行うことで、迷走神経へ働きかけることができます。
その際、ポイントとしては深呼吸を3秒かけて息を吸ったら6秒かけて息を吐き出すといったように、「1:2」の割合で行うことです。
これにより、効率的に迷走神経へ働きかけることができ、リラックス効果が期待できます。
さらにその際、写真のように胸を開きながら大きく深呼吸をすることで、猫背姿勢の予防にも繋がります。
これを一日に起床時や就寝前を目安に各3回ずつ行なっていただきました。
それによりWさんの首の痛みや違和感は、日に日に好転していったのです。
とても簡単なことですが、やはり数回やった程度ではすぐに結果は伴いません。
ですが、継続することでWさんのように必ず効果を実感いただけると考えております。
もしお困りの際は、ぜひ一度この度の方法を実践してみてください。
首の痛みや違和感を改善できた女性患者さんの生の声
最後に、実際にWさんからいただいたお声もご紹介させていただきました。
現在、Wさんは月に一回のメンテナンスで、首の痛みや違和感なく仕事や日常生活を快適に送っておられます。
これからも良い状態を維持できるよう、しっかりとサポートさせていただきます
少しでも同じような症状でお困りの方の、励みになれば幸いです。
詳細は下記へまとめておりますので、ぜひご覧ください。
最初は首の違和感でお伺いしましたが、首だけでなく身体全体を診てくださり、現在の状況やそうなっている理由などをきちんと説明してくださいます。
とてもソフトで繊細な施術でほとんど痛みはありません。
時々自分では考えてもいない所が凝っていて痛みがあり驚くこともありますが、先生の魔法の手ですぐ凝りがほぐれます。
お陰様で首の違和感も最初に比べるかなり良くなっていっております。
お部屋は綺麗でゆったりとした空気が流れているので、とてもリラックスできます。
年齢と共に頭の中で考えている身体と実際の身体の不一致が増え始めているのでその修正、メンテナンスの為にこれからも通い続けたいと思います。
よろしくお願いします!!
そして、いつもありがとうございます。
迷ってられる方がいらしたら、是非一度先生の施術を受けられることをお勧めします。
人の手でパキッと治してもらう整体もありますが、ちょう先生にアシストして頂き自分の力でも徐々に治して行く方が身体にはいいような気がします。
【50代 女性 W様 川西市在住】
首の痛みや違和感で首が回らない時は当院までご相談ください
最後までご覧いただきありがとうございます。
この度は、首の痛みや違和感でお悩みだった女性患者さんの改善例をご紹介させていただきました。
また、改善に至った対策方法についても書かせていただきました。
もし首の痛みや違和感でお悩みであれば、この度ご紹介させていただいた方法を取り組んでみてください。
ですが、取り組んでみたものの一向に良くなる兆しが見られないといった際は、他にも原因が考えられるかもしれません。
そのようなときは、一度当院までお早めにご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度の内容が、少しでも首の不調で悩んでおられる方のお役に立てましたら幸いです。
【監修:鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】