お知らせ 肩こり

妻が肩こりでストレッチやマッサージ機を使っても治らない時の対処法

「妻の肩こりをなんとかしてあげたい」

「ストレッチやマッサージ機を使っても肩こりが治らない」

 

先日、肩こりに関するご相談をいただくことがありました。

 

肩こりにストレッチやマッサージ機を使っても治らない時の対処法とは?

こんにちは。

兵庫県尼崎市にあります、ちょう鍼灸整体院の曹(ちょう)です。

先日、とある知人男性(以下「Sさん」という)から肩こりに関するご相談をいただくことがありました。

Sさんへお話を伺ってみると、

 

「最近、妻の肩こりがひどく、ストレッチやマッサージ機を使っても治らないみたいで…」

 

といったことでお困りのようでした。

Sさんご夫婦には歳の近い小さなお子さんが二人おられ、毎日多忙な日々を過ごしておられたそうです。

また、最近では上の子の幼稚園入園や下の子の育児など、Sさんの奥さんは休む暇もないほど忙しい状況でした。

そのためSさん自身もお仕事で忙しい中、なんとか奥さんの負担を軽減しようと仕事の日以外は育児や家事を積極的に手伝っておられたそうです。

ですが、それでも疲労は溜まっていく一方で、これまでになかった肩こりをきつく感じるようになられてしまったとのこと。

Sさんの奥さんは少しでも肩こりを軽減しようと、ストレッチやマッサージ機を使ってみられたものの、解消される兆しもなく困り果てておられたようです。

そこで、Sさんは妻の肩こりをどうにかできないものかと、今回私へご相談くださったのでした。

そのような話をお聞きし、こちらとしても何か少しでもお力になれないかと考え、Sさんには多忙な中でも取り組みやすいある対処法をお伝えさせていただきました。

すると、その後日にSさんからのメッセージで、「前よりも肩が上がりやすくなったようで、コリも少しマシみたいです!」といったお喜びの声を頂戴することができたのです。

また、「妻もこれなら続けてできそうと言っていました!」といったお言葉もいただき、こちらとしてもお役に立てて嬉しく思います。

では、この度Sさんにお伝えした肩こりの対処法とはいったいどのようなことなのか?

この度のブログへ詳しくまとめさせていただきました。

もし現在、肩こりでお困りの方がおられましたら、きっとお役に立てる内容となっております。

お時間のある時に、ぜひ一度ご覧いただけましたら幸いです。

 

 

ストレッチやマッサージ機でも治らない肩こりが起きる理由とは?

頑固な肩こりになると、揉んでもストレッチをしても何をしてもスッキリせず困ってしまうかと思います。

この度お困りだったSさんの奥さんも、ストレッチやマッサージ機を使ってみても一向に解消される兆しが見られなかったとのこと。

突然ですが、肩こりが起きる仕組みには、血の巡りが深く関与しているのはご存じでしょうか?

血液には呼吸や食事から得た「酸素」や「栄養」などが豊富に含まれており、筋肉や内臓など体の隅々にまで送り届けられています。

そして、その酸素や栄養には体の疲労を回復させる働きがあり、筋肉を柔軟に保つ上で必要不可欠となります。

ところが、人は余裕がなくなってしまったりストレスがかかり続けると、体はリラックスすることができなくなってしまうのです。

これまで人前へ出た時や慣れないことをした時に、緊張やストレスのせいかどっと疲れてしまった経験はありませんか?

実はこれと同じで、人はストレスを感じると本能的に体を守ろうと働くため、知らず知らずの内に筋肉を硬くしてしまうのです。

すると、硬くなった筋肉はホースを踏んでいる時のように血管を押さえつけ、徐々に血の巡りを悪くしてしまいます。

その結果、十分な量の酸素や栄養が行き届かなくなり肩こりを起こしてしまうのです。

ご相談いただいたSさんの奥さんも、環境の変化や多忙な毎日の影響で体はリラックスすることができなくなり、最終的に肩こりを起こしてしまったのだと考えられます。

 

 

肩こりがひどくなると頭痛まで出てきてしまうのはどうして?

他にも詳しくお話をお伺いしてみると、

 

「肩こりのひどい時は、頭痛まで一緒に起こすみたいで…」

 

といったこともお聞かせくださいました。

当院へお越しになられる患者さんからも、「肩こりのせいで頭痛がする」といったお声をよくお聞きすることがあります。

これはいったいどうしてなのでしょうか?

肩こりでお困りの方の中には、肩や背中が丸くなってしまっている方を見かけることがあります。

いわゆる猫背姿勢の状態です。

これは体の疲労により肩まわりの筋肉が硬くなることで、姿勢をうまく伸ばせなくなった際に起きやすくなります。

そして、猫背で背中が丸くなると胸を広げにくくなることから、呼吸は徐々に浅くなり十分な量の酸素を取り込めなくなってしまうのです。

また、頭の位置も前へ移動してしまうため、頭を支えている首や肩への負荷はより大きくなってしまいます。

例えば、ボーリングの球も体の方へ寄せて持つと楽ですが、体から離れたところで持つとすぐに腕が疲れてしまいませんか?

これと同じように、人の頭もボーリング球と同等の重さがあると言われているため、猫背により頭の位置が前へ移動するだけで首や肩には大きな負担となってしまいます。

すると、首や肩まわりの筋肉は硬くなり、頭への血の巡りを妨げることから結果的に頭痛までも起こしてしまうのです。

実際にSさんの奥さんも以前から猫背が気になっておられたそうで、改善したいとお考えのようでした。

 

 

ストレッチやマッサージ機よりも効果的な肩こりの対処法

では、Sさんへお伝えさせていただいた肩こりの対処法について、今回は3つほどご紹介させていただきます。

多忙な方でも取り組みやすい方法となっておりますので、お時間のある時にぜひ一度お試しください。

 

①大の字で寝ながら深呼吸をする

まず一つ目は床やベッドの上へ大の字で寝ていただき、体をリラックスさせながら大きく深呼吸を行うことです。

大の字で寝ていただくことにより重力が抑えられ、肩や胸まわりの硬くなった筋肉を緩ませることができます。

それと同時に深呼吸を行うことで胸まわりの筋肉が動きやすくなり、十分な量の酸素を体へ取り込むことができるのです。

目安としては起床時や就寝前など、各3回ずつ行なっていただくことをおすすめします。

 

②足を均等にそろえる

私自身も日頃よくやってしまうのですが、日常生活を送っていると気づけば片足に重心をかけていたり脚を組んでしまっていたりすることがあります。

実はこれも筋肉の硬さに左右差が生まれ、血の巡りを妨げる要因になりかねません。

そこで、Sさんにはその対処として「足を均等にそろえる」といったことをおすすめしました。

足を均等にそろえることにより片側へかかる負担は軽減され、左右差を抑えることができます。

ですが、毎日忙しい中で、常に意識して行うことは難しいかもしれません。

ですので、始めは気がついた時だけで結構です。

少しだけ意識を持ちながら継続していただくと、体への負担も随分と減っていきます。

まずは一度、気軽な気持ちでお試しください。

 

③ツボをゆっくりとマッサージする

最後は、肩こりに効果的な「曲池(きょくち)」というツボを刺激する方法です。

曲池の位置は、肘を曲げた際にできるシワの一番外側にあります。

そこを気持ちいい程度の力でゆっくりと押さえるようにマッサージし、目安としては15秒〜20秒ほど持続的に押さえていただければ結構です。

その際、マッサージをグリグリと痛くしすぎたり、急に押し込んだり離したりすると、かえって筋肉を硬くしてしまう恐れがあるため注意が必要です。

あくまでゆっくりと、気持ちのいい力加減でマッサージすることをおすすめします。

 

 

長年のひどい肩こりや頭痛を克服した女性患者さんの声

最後に当院で肩こりや頭痛の治療を受け、改善なさった女性患者さんのお声をご紹介させていただきます。

現在、つらい肩こりやそれに伴う頭痛でお困りの方の、励みになりましたら幸いです。

下記にいただいたお声をまとめておりますので、ぜひご覧ください。

Q.何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)

友人の紹介

 

Q.どのような症状にお悩みで受診されましたか?

肩こりや頭痛

 

Q.実際に受診されて良かったこと(ご感想など)をお書きください。

毎月お世話になっています。

身体をさすられているだけなのに、さっきまで違和感があった所が何もなかった事になる不思議な施術です。

定期的に出ていた頭痛も今は出なくなりました。

ありがとうございます。

 

【40代 女性 J.N様 尼崎市在住 パート勤務】

 

 

ストレッチやマッサージ機を使っても肩こりが治らない時はお早めにご相談ください

Sさんへこの度の方法をお伝えしたところ、継続していただいた甲斐もあり、少しずつ奥さんの肩こりも軽減してきているとのご報告をいただきました。

少しでもお悩みを解決するお力になれて嬉しく思います。

この度の対処法は、仕事や家事・育児などで多忙な毎日を過ごす方にとてもおすすめの方法です。

ぜひ一度、日々の生活の中へ取り入れてみてはいかがでしょうか?

ですが、ご紹介させていただいた対処法を行なってみても、一向に良くならない時は他にも原因が考えられるかもしれません。

そのような場合は、一度信頼のおける医療機関へご相談なさることをおすすめします。

当院でも公式LINEにて随時ご相談を承っておりますので、もしお困りの際はお早めにご相談ください。

この度のブログが、少しでもお悩みの方のお役に立てましたら幸いです。

 

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【監修 鍼灸師 曹 将鎬(ちょう ちゃんほ)】

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